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スミレの暮らし

雪、残っているけど感じる暖かさ
それは冬の端っこに春の先頭が滲み、少しずつ混ざりだしてきたのかもってこと
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茶臼山動物園で暮らすウォンバット、スミレ
お昼を過ぎてもお部屋から時々出てきて雪の上
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戻りかけたりまた登ろうとしてみたり
考えて考えて
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お部屋に戻ってちょっとトイレ
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スミレの大好きな毛づくろい
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スミレにとって大切で、ウォンバット達、みんなが大好き
そんな毛づくろい、こんなかっこの毛づくろい
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暮らしの中ですること、していくこと
どんなことでも一つ一つ
ウォンバットらしく、スミレらしく
どんなことでも一つ一つ
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何、眺めてる
何に耳を澄ませてる
何を感じて何考えて
そっとそっとのスミレの暮らし
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お日様当たって溶ける雪
雪解け水の流れる音、地面に染み込んでいく音
ぽたぽた、さらさら
風の音が聞こえてこなくても色々な音、聞こえるね
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毛づくろい
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いつも丁寧
スミレちゃん
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雪、さくさくと
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少し齧るよ、冬の味
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暮らしの中で覚えたよ
暮らしているうち好きになったよ
巡る季節を、変わりゆく景色のことを
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雪は毎年積もってく
積もって溶けて、また降って積もって
いつの間にか溶けて無くなって
そして春がすうっとやって来て
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また今度ね、って冬にさよなら
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寒かった、冷たかった
楽しかった
冬の暮らしはそろそろ終わり
雪、まだちらちらってするかもしれないけれど
冬の暮らしはそろそろ終わり
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続く四季はお花の季節
色とりどりで緑もやわらか
優しくって温かい
暖かくってまた楽しい
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春はどこから
遠くの空から
雪の下から
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どこかにきっと
きっとどこかに
もう、多分、どこかに
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季節が進む足音はスミレの歩く足音に重なって
さくさくぎゅっぎゅ
リズムをとるよ
さくさくぎゅっぎゅ
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雪は溶けて水になって
染み込む地面で草を育てる
いつだって四季を巡る足音は音色を変えて聞こえ続け
一緒に風景ゆっくりゆっくり変わってく
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ゆっくりゆっくり雪の上
一歩一歩と歩いていくよ
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春の歩幅に合わせるように
スミレ、ゆっくり
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ゆっくりゆっくり歩いていくよ
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スミレの暮らし、儚く健気にモモコと一緒
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スミレの暮らし
支えてくれるよ、優しい優しい飼育係さん
スミレの暮らし、まだまだずっと続いてく
きっとまだまだ、ずっと先へとモモコと一緒
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お腹少し減ったかな
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落ち葉が出てくる雪の下
探して歩く、午後のこと
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そう、動物達も植物達もみんなそれぞれ支えて進む
四季を行き、季節を巡る
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たくさん落ちてる落ち葉だね
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陽射しが届き輝く光の中で、スミレちゃん
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ウォンバットの女の子
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ウォンバットが暮らしているよ
山の上の動物園でウォンバットが暮らしているよ
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そこは本当に暖かいんだね
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ウォンバットが暮らしているよ
スミレがモモコと暮らしているよ
のんびりのんびり、そっとそっと
儚く健気に暮らしているよ
会いに来る人、二人静かに待っているよ
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閉園前、スミレはお薬を貰う時間
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飼育係さんがそーっとそーっと
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「不味いっ!」
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でも大切なこと
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優しい飼育係さんと一緒に暮らす
スミレは茶臼山動物園で暮らしてる
そんなスミレの暮らしをそっと眺めて
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by bon_soir | 2018-02-21 16:20 | 茶臼山動物園 | Comments(0)
モモコと雪の庭
茶臼山動物園で暮らすウォンバット、モモコ
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雪積もる冬の日々
晴れて陽射し、静かに風が無い
そんな日はけっこう暖か
モモコも庭へとゆっくり歩いて
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ところどころ雪が無いモモコの庭
それはきっとモモコが雪かきわけて地面を掘ったから
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そして溶けた雪が水になって地面にしみて、春の準備の手伝いをゆっくりと始めたから
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モモコと雪が光る庭
なんだかほっと暖かい、そんな日の素敵な散歩
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雪どけゆっくり近づいて、春の草と春の花
姿を現すまでの時間はゆっくりゆっくり近づいて
季節は進む、動物達は流れの上に、流れに任せて
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モモコは探す雪の中
雪もいいけど土がいい
ウォンバットだから、穴掘り大好き、モモコだから
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登る坂道、よく通る道
踏んだ場所、掘った場所
雪どけ、地面は泥のよう
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水が地面に載っているようで、その中歩いて登っていけば手足はふと汚れてく
気にしてないよ、ウォンバットは穴を掘る
木には登れない、だけど穴を掘ることが出来る
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風、本当に吹いてない
ただただ陽射し、みんなのところに届いてぽかぽか温める
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眩しければ思わず立ち止まってしまう日陰だけれど、光る雪は白く眩しい
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雪、やっぱり冷たい
何度も何度も触っても、やっぱり冷たい
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齧る雪、口の中で水に変わる
のど、潤した
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そう、溶けた雪が地面にしみる
土を潤す、春の準備
芽吹いて伸びる、明るい春の、草の香りするための季節の準備
春の準備
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齧る雪、口の中で水に変わる
のど、また潤した
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長い冬を長い時間かけて通り抜け
また春が動物園に
モモコとスミレのところにふわり
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耳をすませばきっと
時々聞こえる季節がゆっくり進む音
今日は風が無い、そんな日には地面でそっと
時々聞こえる季節がゆっくり進む音
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いつの間にか一番上まで
歩いて登って一番上まで
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冬でも雪の中でも頑張っているこの棒だね
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この棒、なんだか大好き大好き
どうしてなのか、きっと理由はないけれど
もしもなくなってしまったら──────
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寂しいね
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モモコはそっと下ってく
雪の上、雪の中
降っているわけじゃないけれど、今日も雪、楽しんだ
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落ち葉、雪で濡れて柔らかい
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少しお腹が空いたかも
空いたかもね、モモコさん
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雪の隙間、土が見えている場所
こうして出来た
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穴掘り大好き、モモコのことだから
外へ出た日、ふとどうしても掘っていく
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雪も一緒に掘っていく
掘り出せばこだわって、けっこう長い、長い時間
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どれくらい、掘ったかな
掘り進めたのかな

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おでこが泥んこ、身体中が泥んこ
ウォンバットは穴を掘る
泥んこほんとはいつだって
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泥はそのうちいつか、乾いてまた落ちていく
またふわふわしているモモコになるよ
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また上の方まで登ってた
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泥んこ泥んこ
身体も顔も
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ちょっと汚れすぎ
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モモコの身体
いつもと違う色─────
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「茶色くなっちゃった!」
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雪はいつまで降るのかな
雪はいつまで残るかな
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遠くで誰かの声がしているね
近くでも誰かの声がしているね
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静かな静かな動物園
雪が残る山の中、ここにあるよ
茶臼山動物園
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モモコがゆっくり歩いていくよ
モモコはゆっくり下りていくよ
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雪の中、雪が溶けていく音、聞きながら
モモコがゆっくり歩いていくよ
モモコはゆっくり下りていくよ
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お部屋に戻ろうか
お部屋にそろそろ戻るのか
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温かいライト待っている、あの部屋戻って眠ろうか
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今度は隣の庭へ出てきたよ
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モモコの雪遊び
まだまだ終わらない雪遊び
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続くモモコの暖かい冬の日





   

by bon_soir | 2018-02-19 15:16 | 茶臼山動物園 | Comments(1)
ハートのテラス 雪が光る庭
モモコのテラスは愛情テラス
バレンタインデー、ハートが揺れる
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庭には雪が積もり、陽の光で白くキラキラ
スミレ、一緒に輝いて
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冬の茶臼山動物園は雪の動物園
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晴れた日、風の無い日
日向なら暖かい
モモコ、朝の寝姿
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モモコのテラス、バレンタインデーにと贈られた愛情こもるハートと小さくしぼんだ雪だるま
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起きてきたよ
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ゆっくり外へ、テラスの方へ出てきたよ
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カーテンの隙間、差し込む光
明るい陽の光
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今日は晴れた日、暖かい日
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隙間を抜けてモモコを誘う
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目を覚まさないと、もっともっと
目を覚まさないと、そっと歩いていかないと
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夢から醒めて、これから目に入るのは
しっかり目を開いて、今日もはっきり見えるものは
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それは
それは─────
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冬の空
山から見上げた高くて澄んでる冬の────大好きな青い空
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飼育係さんに「おはよう」言って、今日は暖かいって気がついて
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ゆっくりゆっくり
目を覚ましていく
ゆっくりゆっくり
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今日も静か
動物園は穏やかに、流れていくよ動物時間
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動物園に流れる時間
動物時間
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テラスの端っこ
少し前に貰ったものの傍へと歩く
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モモコとスミレに贈られた
大切な物、優しい想い
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想いを形に、ハートに変えて

ハートに託して─────
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伝わること、伝えること
大切なこと
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小さくなった雪だるま、傍でそっと笑ってる
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そっと触れるよ
そっと触るよ
そっとそっと貰っていくよ
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ウォンバットを、動物達を思う気持ちをそっとそっと感じて貰うよ
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晴れた日、ぽかぽか暖かい
気持ち、ふわりと温かい
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ふわりと優しく
触れて感じて、ほっとふんわりあたたかい
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そっと触れるよ
そっと触るよ
そっとそっと貰っていくよ
今度はあなたに想い、返してみんなで笑っていくよ
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朝から本当によく晴れた
これなら気持ち、そっと踊る
静かに気持ち温かく、心のなかから気持ちが踊る
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モモコ、優しく穏やか人の傍
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雪だるまに触ってみたら、少しだけ崩れたよ
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ごめんね
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モモコのテラスにハートがあるよ
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想いを形に、ハートに変えて

ハートに託して─────
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モモコのテラスにハートがあるよ
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身体を少し掻いたらね
遠くで動物の声、聞こえたよ
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優しいモモコ、スミレの傍には優しい気持ちがたくさんたくさん集まって
みんなでもっと優しく優しく、動物達も人も優しくなっていく
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ウォンバットがきっと教えてくれる
モモコがみんなにきっと伝えてくれる
飼育係さんと一緒に頑張って、きっとあなたに伝えてくれる
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大好きな“土かじり”
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土にも栄養あるからね
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動物時間はゆっくりだけど、無駄な時間は少しもない
どんなことにもきっと意味が、どんなことでもきっと大切
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そうなんだよ
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スミレの庭に足跡てくてく
いつの足跡、昨日の、一昨日
いつのだろう
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今日は本当に暖かい
そう思っていればいつの間にかにスミレは外へ
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きっと冷たい足の裏
それでもスミレは雪の中
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お尻に雪もついている
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スミレ、今
雪の上のウォンバット
雪の中のウォンバット
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一度戻って空見上げ、青い空に微笑み頷く
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「モモコちゃん、今日は本当にあったかいよ─────」
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白く輝く雪の上
一歩一歩歩いていくよ、ウォンバット
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少し冷たい雪だけど、歩いていけば春に近づく
雪の下では植物が芽吹く準備と少しづつ溜まっていく雪解け水
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溶けて無くなるころには春の訪れ
動物園も自然の世界も賑やかに、色々な色、楽しい声に、今までとは違う風

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今も十分、夕暮れまでの時間が伸びた
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スミレもモモコも春を待つ、大好きな季節を待っている
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必ず春はやってくる
桃が咲くよ、スミレも咲くよ
二人の花がそっとそっと順番に
咲いていくよ、春になるよ
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雪は春を呼ぶために、一度降って、何度も降って
積もり、重なり、下では準備
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雪解け水が春の植物、春の草に春の花
育み育て芽吹かせる
冬から春へ進んでいくため、進ませるため
みんなが待っていること知ってるため
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─────今、陽に照らせれてキラキラ光る
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スミレとモモコ
感じて信じて雪と一緒に今日を過ごす
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雪、積もっているけど暖かい
雪、輝いているから眩しくて
雪、踏んだ後に足跡残る
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今日は本当に暖かい
陽の光も二人のための愛情も
今日は本当に暖かい、温かい
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スミレは戻って温かライトの下でぽかぽか
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モモコの外へ出てみよう
冬の太陽、雪の輝き
照らされ空気に触れにいこう
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時間は進み、まだ続く





   

by bon_soir | 2018-02-16 08:00 | 茶臼山動物園 | Comments(5)
雨で全部が消えぬよう
─────この季節には珍しくたくさんの雨が僕らの庭へと降ってきたんだ
そう、冷たい冷たい冬の雨だ
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フク、マル、そしてユキ
みんなあんなに濡れても外に出ている

僕にも経験がある
冬に慣れると今度は春が待ち遠しい─────探したくなるんだよ、春の気配をね
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コウはきっと雨が嫌いなんだろう
それでもいい、したいようにすればいい
それがいい
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雨粒、色々なところに当たり、落ちて
それは色々な雨の音に変わって続く
強く、弱く
途切れないでただ続く
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見上げてまわる
雨雲に隙間、どこにも無いよ
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この雨、きっとまだまだ続くんだ
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僕は毎日確かめる
晴れた日はもちろん、こんな冷たく寒い雨の日でもね
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雨でガラスは薄ぼんやり
目に雨粒落ちてしまえば、何もかもが霞んで消えて無くなりそう
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でも大丈夫
一番見たいものは目を閉じたって見えるんだ
一番感じたいこと、それはずっとそこに─────消えずにほっと温かい
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そう、全てがはっきり色になり、音に声に存在に
どんなことでも心の奥底、頭の中へと自然に入って残ってく
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ワンダーさんのあの笑顔、ワンダーさんのかわいい声、立てた音
目を閉じていても、余計な音が大きく鳴り響いていたとしても、僕には全部わかるんだ
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わかるかい
みんなそれがわかるかい
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─────これが色褪せない思い出さ
大切な、大切な
僕とワンダーさんの大切な、色褪せない思い出さ
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それは長い長い物語のページをそっとめくるよう
目を通して読み上げて、そっと微笑み涙を静かにこぼすよう─────
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雨に流されてしまわぬように、風に飛ばされてしまわぬように
陽射しで褪せてしまわぬように
僕は毎日確かめる
晴れた日はもちろん、こんな冷たく寒い雨の日でもね
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もちろん消えるわけがない
でもね、大丈夫だってわかっていても確かめておきたくなるんだよ
僕は慎重、少し臆病
そして寂しがり

歳をとったからなのかもしれないね
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この雨、そのうち上がるだろう
雪が降る日も来るだろう
星が出て、月は明るく輝いて
東の空から明るくなれば、また朝日が登って来るだろう
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想い、思い出消えぬよう
雨に流されてしまわぬように、風に飛ばされてしまわぬように
陽射しで褪せてしまわぬように
僕は毎日確かめる
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想いを伝える相手が大切なこと、想いを伝える時間が何より大切なこと
僕は知っているからね
きっとみんなにだって伝わっていくことだろう
ワンダーさんの優しい笑顔、見つめて感じて知っている、大きな愛情知っている
そんなみんなのことだから
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─────この季節には珍しくたくさんの雨が僕らの庭へと降ってきたんだ
そう、冷たい冷たい冬の雨だ
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雨粒、色々なところに当たり、落ちて
それは色々な雨の音に変わって続く
強く、弱く
途切れないでただ続く
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雨に流されてしまわぬように、風に飛ばされてしまわぬように
陽射しで褪せてしまわぬように
僕は毎日確かめる
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それは長い長い物語のページをそっとめくるよう
目を通して読み上げて、そっと微笑み涙を静かにこぼすよう─────
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色褪せない思い出が、もっと色鮮やかに僕の頭に心のなかに
僕が次の季節へまたゆっくりと進むよう─────
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─────僕は毎日確かめる
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いつまでもみんなと一緒に、ね
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by bon_soir | 2018-02-09 14:48 | 五月山動物園 | Comments(4)
冬の雨と願い事
─────毎日毎日晴れていたからさ、こうして雨が降ると空が重く感じてさ
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動物園にはお客さんもほとんどいなくてさ、雨の音だけ小さく大きく聞こえているよ
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「─────マル」
僕は隣を覗いて呼んだんだ
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僕の小さな声は雨の音にかき消されたのか、どうやらマルには届いていない
すぐ傍、隣にいるのにね
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場所をちょっと変えてもう一度
僕はもう一度、今度は少し大きな声で呼んだんだ
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「おはよう、マル─────」
って、こんな調子でね
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雨、止みそうにはなくってさ
こんなに暗い朝も久しぶり
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ヒツジ達も軒先から先、出ることをためらっているようで
眺めていたら冬の雨の冷たさが、やけに変に身にしみた
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雨の中を散歩する
それもたまにはいいねだなんて思っていたけれど
マルが風邪をひかないか、僕は急に結構心配になってきたりしてさ
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寂しいって感じていた雲一つない青空が、やけに優しく思えてきたのもついさっきのこと─────
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そう、きっと今日は一日雨だ
冷たい雨、冬の雨
雨音、小さく、時には強く続いてく
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「早く春にならないかな─────」
ふと僕は呟いた
この冬、初めて言葉にした瞬間
そう、この雨が冷たいからって弱音じゃない
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─────マルに桜のお花を見せてあげたい
そんな願い
僕の願い、願い事なのさ
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弱音じゃない
そう、弱音じゃない─────
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─────雨が強い時間が続く
マルはお部屋に入ってみたり、また出てきてみたり
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マルはきっと何かを探しているんだね
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わかっているよ、気がついた
僕の願いはそれのこと
お引っ越しのタイミング
秋から冬へ、そこでまた秋から冬へ
待っていた春、一回飛び越してしまったわけだから
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大切な春、一回飛び越してしまったわけだから
マルは春を誰より待っているんだね
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春の気配を探しているんだね
毎日一生懸命に、探していたんだね
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まだまだ冬は続くんだ
今日は雨、今度はいつか雪になるかもしれないね
神様いたずらしているわけじゃない
意地悪、ただの暇つぶし
神様そんなことをしているわけじゃない
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どんなことでもこれが自然、それが自然に訪れる
この雨、止むよ
そっと止むよ
急に晴れるか、ゆっくりとした曇り空から始まるか
時間はそっと過ぎていく
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寒い日続いて、僕らはそれを乗り越えて
木は芽吹いて地面に草が伸びて緑が増えてくる
─────お花がさ、一つ一つ咲きだして
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春がやって来るんだよ
そっと近づき僕らを包んでいくんだよ
春はここへやって来るんだよ
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僕ら、桜を見に行こう
桜を見上げて歩いてまわろう
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─────日本の春が僕らの春さ
これからずっと、ずっとずっと訪れ眺めて笑うんだ
僕ら、幸せ話して笑うんだ
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雨はまだまだずっと降り続く
そんな気配の五月山動物園
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静かに流れる動物時間
この日は普段よりももっともっと静かに静かに
聞こえてくるのは雨音ばかり
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マルはずっと探し物
夢の中で聞いて、ずっとずっと楽しみにし始めた春
その気配を感じたくて見つけたくて、雨の中でもせっせっせっせと探し物
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切り株登れば少しだけ遠くまでを見渡せて
少し離れたところにあるかもしれないってちょっと期待を膨らませ
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まだ見えない、見つけることができなかったと
ちょっとがっかり、明日に期待
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ワインの姿を見つけて一度
「こんにちは」
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フクの眺める厚い雲
雨はずっと降り続き、ウォンバット達をしっとり濡らす
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「マル、マル─────」
何度も何度も呼び止め微笑み、目があったときにかける言葉
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今日の言葉はどんな言葉
気持ちを伝えて優しく包む
今日の言葉はどんな言葉、そのとき見せる顔はどんな顔
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この雨いつまで、冬いつ頃まで
春、今はどこまで近くにいるのかな
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フクの顔は泥んこで
雨が洗い流してくれるまで
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少しだけ小ぶりになってきたのは夕方のこと
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─────油断をしていた僕
隣で聞こえる大勢の声に僕は驚き立ち上がる
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マルは平気そうにしているけれど、僕はなんだか気が気じゃない
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「わかっているよ、よくあることさ─────」
時々やってくる飼育係さん以外の知らない人
─────いつだっていつだって、これまでずっと大丈夫
わかっているけど気になって気になってしかたがない
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飼育係さんも一緒にいるから大丈夫だってわかってる
でもこの気持ち

これが“心配”っていうものさ─────
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マルは凄いね
マルは穏やか
マルは僕の大切な─────
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ワインさん、春はいつ頃来るんだろうね
雨が上がって少しずつ
少しずつ少しずつ、近づいて来ているのはわかるんだ
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マルに、もちろんユキ達にもさ
桜、見せてあげたいって思うんだ
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─────春はいつ頃、いつ頃やってくるんだろうね
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─────その夜、僕は夢の中でマルの手に触れたんだ
そしたら月明かりに照らされた桜の木がさ、ふわぁ~って満開になっていったんだ
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マルも同じ夢を見ていたらいいのにねって、思ったけれど─────
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それももったいないかなって、僕はすぐにおもったのさ─────
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「春よ、来い」


目が覚めて僕は誰にも聞こえない小さな声でつぶやいた
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by bon_soir | 2018-02-07 18:34 | 五月山動物園 | Comments(4)
日本のウォンバット達のカレンダー
※告知の記事です、しばらくは新しい記事がこの下に表示されます

年が明けてしまいましたが今年も日本で暮らすウォンバット達のカレンダーを販売させていただきます  

今回も一昨年、昨年と同様に売上の中から発生する印税を全て各園館へ寄付させて頂きます
昨年も多くの方にご購入いただき、たくさんのご支援をさせて頂けました
ご購入いただいた皆様へあらためてお礼をさせて頂きたく思います
ありがとうございました
遅くなってしまいましたが、よろしければまた今年もよろしくお願い致します

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下記バナーかもしくはこちら「→☆☆☆☆☆」をクリックすると販売サイトのトップページへのリンクになります
もしくは『ウォンバットカレンダー』などで検索していただいても大丈夫かと思います

壁掛けタイプ、卓上タイプ、そしてケースカレンダーのいずれか、または下の方の各商品ごといずれかをクリックしてして進んでみていただけたら嬉しいです
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金沢動物園、ヒロキ


昨年までは一枚一枚写真を12枚づつ選んで購入する仕様でしたが、今年はあらかじめ1月から12月までをセレクトしたものを三種類とケースカレンダー用にセレクトした物の一種類での販売となります(上記リンクのバナーに“えらんで~”と残っていたら申し訳ございません)
多少の楽しみが減ってしまった部分があるかもしれませんが、ご購入いただく際に今までよりも選びやすく、また各月ごとのキャプションにも季節の言葉を入れることが出来るようになったところは良かったのかと思います
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東山動物園、ウォレス



もう遠く旅立ってしまった“ヒロキ、チューバッカ、クランプ、ゴロ”に関しては寂しいことですが写真は増えていません
昨年の写真(ヒロキに関しては一昨年のものもあります)より再構成しているので、今までにご購入頂いている方で重複したくないとなるかもしれません
どの写真なのかはお手数ですがサイトよりご確認ください
ゴロ以外の三頭に関しては使っていない写真もまだまだあるのですが、去年の商品の写真を超える写真もそこまでは無いとの判断です
申し訳ございません
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多摩動物公園、チューバッカ



2017年の分で私なりにやりきった感があったので2018年に関しては販売しないつもりでいましたが、昨年ふるさと納税の返礼品で使っていただいた五月山動物園様より「今回もぜひ~」とありがたいお話を頂きまして、ならまた全員のものを販売しませんか?とと出版社様よりご提案を頂きました
昨年よりも短い期間での準備となってしまい販売が遅くなりました
皆様もう別のカレンダーをお使いかと思いますが、また別に購入し飾って頂けましたら嬉しいです
4月始まりでの提供もそのうち始めて貰おうと考えています
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ひびき動物ワールド、ゴロ



今回の始まりとなった「ふるさと納税 返礼品」に関しては納期が五月山動物園での新しいウォンバット達の一般公開前であったり、スタッフ様でもまだ日本に慣れていない子達を無理に撮影もしないでくれたのでの用意できず、内容がワインとワンダー、そしてフクだけでしたが、今回の販売分に関しては全員入っています
また写真やその他の入稿直後に残念ながらワンダーが亡くなってしまったのですが、何も変えずまだみんなの傍にいてくれたままの写真と文にしてあります
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五月山動物園、ワンダー



ここ最近は何人かの方に「カレンダーは」と、お問い合わせを頂いておりました
気にかけてくださりありがとうございます
遅くなってしまいましたがこうしてまた販売させて頂くことになりました
よろしければまた今年もよろしくお願い致します
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五月山動物園、ワイン


今回のカレンダーに登場して貰ったウォンバット達

金沢動物園で暮らしていた「ヒロキ」
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多摩動物公園で暮らしていた「チューバッカ」「クランプ」
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茶臼山動物園で暮らす「モモコ」「スミレ」
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東山動物園で暮らす「ウォレス」
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ひびき動物ワールドで暮らしていた「ゴロ」
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五月山動物園で暮らす「ワイン」「フク」
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つい先日、旅立ってしまった「ワンダー」
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そして昨年秋にタスマニアから五月山動物園にやって来てくれた「マル」「コウ」「ユキ」
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本当にみんなかわいいウォンバット達です
※このブログのウォンバットの記事一覧はこちら→☆☆☆☆☆


今回も昨年同様、ウォンバットを愛するお友達に写真の協力をして頂きました
本当に素敵な写真を提供して頂き、カレンダーがとても良いものになったと思います

表紙のかわいいイラストも描いてくださった「高野充彦」様

「ふーのん」様
@foo_non (twitter)

「no_life_no_zoo」様
no_life_no_zoo (Instagram)

「ぺっこ」様
@tomotomotomomo (twitter)

「ありがとう!ウォンバット ヒロキ」様
@wombachow (twitter)


皆様ご協力ありがとうございました

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金沢動物園、ヒロキ



今回許可を頂いた動物園の皆様、写真をご提供して頂いた皆様、ご尽力頂いた出版社様、そしてここまでこの記事に目をお押していただいた皆様
心から感謝させて頂きます

皆様と一緒ウォンバット達を応援できること、いつも本当に嬉しく思っています
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ひびき動物ワールド、ゴロ



日本で暮らすウォンバット達、世界で暮らすウォンバット達が幸せに暮らし、みんなの笑顔に会える2018年になるように
そう願っていける一年になりますように





    

   

by bon_soir | 2018-01-11 08:00 | その他 | Comments(6)
黄色い世界の真ん中で
──────あの日、黄色い世界の真ん中で僕は一人泣いたんだ
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イチョウの葉っぱひらりと舞えば思い出す
あの日、黄色い世界の真ん中で空を見上げて君を見送り、僕は一人泣いたんだ
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あの日、黄色い世界は君からの贈り物
みんなが「わぁ」と驚いた
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僕はその後気がついた
あの黄色は空から僕等を探す目印にもなっていたんだね
──────そうさ、僕はその黄色の真ん中にいる
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空を見上げて変な顔して泣いていたのが僕なのさ
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フクの言うとおりだ
あんなに綺麗な青空なのに、今は寂しくて寂しくてたまらない
一度君はお庭のお花に姿を変えて風に吹かれて傍で揺れる
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僕に優しく語りかけてくれるよう──────
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ただね、どうやら今までが幸せすぎたようなんだ
ワンダーさん、君と暮らした毎日がどうやら幸せすぎたようなんだ
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何にも変えることが出来ない大切な時間だったのさ
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僕はあれから涙を溢してばかり
大人なのに時々ぽろぽろ
僕はあれから涙を溢してばかり
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僕と君との物語
まだまだずっと書き続け、自分で読んで自分で泣いて
僕はあれから涙をぽろぽろ溢してばかり
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こんな僕に君はどんな言葉をかけてくれるんだろう
もし君が傍に居てくれたなら、こんな僕にどんな言葉をかけるのだろう
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空に君を探してしまうよ
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まだ星は出てないっていうのにね
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──────黄色い世界の真ん中で僕はワンダーさん声を聞く
夢の中、夢の中ならきっと傍から聞こえて来るはずさ
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黄色い世界の真ん中で、僕は夢を見るための準備を始める
幸せな夢、黄色い世界でワンダーさんに会って二人笑うんだ
そんな夢を見るための、大切な準備を僕は始める
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準備ができればあとは自然と眠くなる
夢を見るための準備ができた僕たちは、そっと目を閉じ眠るのさ──────その大切な夢を見るためにね
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──────もしその夢の中で君に逢えなかったらどうしよう
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すぐに起きてまた夢を見なおすか──────
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───────そうじゃない
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夢を途中で終わりにしてはいけないんだ
普段みんなが僕等を起こさないようにしてくれているのはそれもあるってことなのさ
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じゃあどうするのかって?
──────簡単なことさ
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──────夢の中で君に逢えなければその夢の中でまた夢を見る
夢の中で夢を見て、またその夢の中で夢を見る
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いつかきっと僕は逢える、いつかきっと逢えるはずさ
簡単なことだろう──────
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黄色い世界の真ん中で僕は今一人
夢を見るための準備をしながら僕は一人、今一人
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冷たすぎる冬の風
吹かれて歌う僕とワンダーさん、二人幸せの歌
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みんなの足音、リズムもばっちりちょうどいい
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歌詞はすらすら語呂よく素敵に生まれるよ
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空に向かって口ずさむ
君のところへ届くように、君も一緒に歌えるように
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君が送ってくれた黄色い世界
今ここは僕のステージさ
冬の太陽明るく照らすライトアップ
輝くイチョウ、歩けばリズム軽く刻む
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観客は飼育係さんとお客さん
そして空の上からワンダーさん、サツキにサクラ、ティアにアヤハ
世界で暮らす百万匹のウォンバット
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幕は上がり、みんな笑顔
僕は拍手に包まれて、いつしか寂しさ癒やすのさ
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幕は下りて舞台袖
ワンダーさんの笑顔が見えた
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ほら、ワンダーさんの声、傍で聞くこと出来ただろう
幸せな夢、黄色い世界でワンダーさんと逢って二人笑う夢
ほら、僕は見ることできただろう──────
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ぽかぽかぽかぽか陽が当たる
ワンダーさんの傍で僕は眠ってる
幸せな夢見て僕はまだまだ眠ってる
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楽しい夢、幸せな夢はまだまだまだまだ
もっともっと続いてく
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まだまだもっと、もう少し
僕は眠ったままでいよう
まだまだもっと、もう少し
夢の中でワンダーさんと笑っていよう
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黄色い世界の真ん中で一人泣いた涙が全部乾くまで
またいつかいっぱいたくさん泣けるよう、涙が一度全部乾くまで
まだまだもっと、もう少し
僕は眠ったままでいよう
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「空の上、星の世界はどんな感じだい? 楽しくやってるかい? みんなと楽しくやってるかい」
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「ごめんね、僕はまだまだそこへは行けないようだ。もう一度、何度でもこの黄色い世界を歩きたい、それは僕の願い事」
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「そう、黄色い世界の真ん中にずっとずっと僕はいる。空の上からだって目立つはず、見えるはずなのさ──────僕を探してくれないか」
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仲良く遊ぶコウとユキにあの楽しかった日々を重ね
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悩むフクの姿に大人になった時の自分を重ね
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マルにワンダーの姿を重ねてそっと微笑む
ガラスに映った自分の姿、眺めて見つめてそっと頷く
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思い返せば幸せな日々、本当に本当に幸せだった日々
途中悲しいこともあるけれど、二人幸せな物語
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ワインとワンダー、二人の物語はまだまだ途中
あと何ページ続くかなんてきっと誰にもわからない

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黄色い装丁、厚い本
一巻、二巻、三巻と、どこまで続く
小さな小さな動物園のかわいい幸せ、二人ウォンバットの物語
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イチョウの葉っぱはだんだん減って、そのうち綺麗さっぱり消えていく
春になれば葉はまた茂りだし、夏には木陰を作り風に揺れ
秋が来ればまた黄色く染まりだし、冬の初めに舞い落ち敷き詰め笑顔を作る
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また来年
また来年
みんなの心にまた来年
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また来年
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先ずはなにより『また明日──────』
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明日、明後日、いつのまにか季節は変わる
そのうちまた、春が来る
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みんなの声を聞きながら
みんなと一緒に季節は進む
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──────あの日、黄色い世界の真ん中で僕は一人泣いたんだ
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イチョウの葉っぱひらりと舞えば思い出す
あの日、黄色い世界の真ん中で空を見上げて君を見送り、僕は一人泣いたんだ
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僕と君との物語
まだまだずっと書き続け、自分で読んで自分で泣いて
僕はあれから涙をぽろぽろ溢してばかり




    

by bon_soir | 2017-12-27 19:31 | 五月山動物園 | Comments(4)
千の言葉を一つ一つ
「あの日、動物園はそこいらじゅうが黄色でさ、もしかしたら世界中が黄色なのかもしれないなんて思ってみたりしてみてさ、そんな黄色の世界の真ん中でワインさんが泣いててさ──────」
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「『フクちゃん、フクちゃん』って僕を呼ぶ、あの優しい声が頭の中に聞こえてきたよ」
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「僕も黄色い世界の中を歩き出し、一歩一歩足踏み出せばワンダーさんの声の次にはあの笑顔が空に浮かんできたよ」
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「乾きかけたイチョウの落ち葉に涙が一粒、それはすぐに染みていったんだ」
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「見上げた空は青空だ。星が輝き出すまで時間がかかる。今はあの青色が寂しくてたまらない、悲しくてたまらないんだ」
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朝が来ればいつものように日が昇り、星が姿を消していくかわりに黄色く染まった地面がみんなの瞳に浮かび上がる
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一歩一歩、足踏み出せば優しい声と優しい笑顔のウォンバットのことを頭に描く
食べた干し草、お皿ですっかり冷えている
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そう、季節はもうすっかり冬で、吹く風はどんどん身体を冷たくしていきそう
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マルを眺めてフクは思う、冬の朝にフクは思う
目の前でフクをそっと見つめるガラスの自分もぽとりと一粒、涙を葉っぱの上に落としてる
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「─────僕はあんなふうにただ優しく大きな声で泣くことができるのだろうか」
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「寂しいこと悲しいことが無いのが一番、それは誰もが思ってる──────楽しいこと嬉しいことばかりじゃないってことも今の僕にはわかってる」
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「賑やかだった秋、どうしようもなく寂しい今の冬──────次の春はどんな春になるんだろう」
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「マルと二人、僕等はどんな景色を見るんだろう──────どんなことを話しているんだろう」
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「──────今はまだ、わかるわけがないんだ、先のことなんて誰もわかるわけ、ないんだ」
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ワイン、ワンダー、そしてフク
三人で暮らしてきた五月山動物園に、タスマニアからマル、コウ、ユキが来たのはほんの少しだけ前のこと
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秋、そして今の冬
まだ二つだけ
フクとマル、二人で過ごした季節はまだ二つだけ
その冬なんてまだまだ始まったばかり
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二人の思い出まだまだ少し
未来のほうがずっと長い
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「マル、次の季節は春なんだ─────楽しみだ。僕等二人で過ごす春ははどんな春になるんだろうね」
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ご飯を食べてお散歩始めた黄色い世界
ワンダーが最後に残した幸せ祈る、幸せ託すその黄色
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窓越し見える遠くの景色、フクを見つめるお客さん
涙で霞む、なにもかも
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ワインの涙に感じて見えた愛情、絆、暮らしの歴史
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頭に浮かぶ、空に浮かぶ
目を開いていても、閉じていても
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『フクちゃん、フクちゃん』
優しく呼ぶ声、浮かんだ笑顔と一緒に聞こえて涙がぽろり、またぽろり
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庭の黄色が温かく、庭の黄色はときおりなんだか悲しく見える
いつかこのイチョウの葉っぱは無くなっていくこと知っているからよけいに寂しい
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また来年、一年後
イチョウが色づき青い空に輝きだしたら、それが合図
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大切な日がやって来る
忘れちゃいけない日がやって来る
そんな合図
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時間がその後少し経ち、また黄色い世界に包まれて
見上げた青空きっと寂しく寂しく澄んでいると今から思う
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雲一つない青空はどこか寂しい晴れた空
どこを見つめたらいいのかわからない、何もない空、どこを見つめたらいいのかわからない
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どんなに綺麗な青空だったとしても、なにもないこと、なにも浮かんでいないこと
それは寂しい冬のこと
秋の終わりの出来事を冬になっても思い続けた日々のこと
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星の数ほどたくさんの、言葉を探して伝えていけば
きっと一つの想いを届けることができるかも

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きっと時間はかかるけど、伝わる時はたぶん一瞬
一秒前と一秒後
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千の言葉を一つの想いに変えていく
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一つの想いで足らなければまた千の
千の言葉をまた伝え
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繰り返し繰り返し
言葉を想いにそっと変え
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星の数ほど言葉を伝えて、届け届と心に願う
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傍で眺めているだけだったら何も何も伝わらない
ただ眺めているだけだったなら、きっと何も伝わらない
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想い
一つも届かない
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仲良くなったその先の
ずっとずっとその先まで二人一緒に行くため、願いに色をつけるため
積み重ねていく言葉一つ
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積み重ねていく言葉一つ一つ
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たった一つの大切な想い届けるために今日も一つ、この瞬間に一つづつ
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軽くなったりしないよう、一生懸命考えて最初の千に向かって言葉を一つ
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大切に
一つ一つ大切に
重ねる言葉、一つ一つ
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まだ最初の秋、まだ最初の冬
まだ焦ることなど必要ない
丁寧に、優しく伝える一つ一つ
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ワインはワインの言葉を一つ一つワンダーに伝えて想いを届けてずっと
ずっと一緒に暮らして、一度別れて涙を溢した
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想いがこもった熱い涙
どんどんどんどん溢れ出したあの熱い涙
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──────あんなふうに優しく愛せるのだろうか、二人未来へ進むこと、できるのだろうか
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フク、寂しいことがあった冬に一人思う
思い想うただ一人
伝える言葉心の中で温めて、冬の風に冷えぬよう
冬の風に負けぬよう
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想いに変える大切な言葉を心の中で温めて、冬の風に冷えぬよう
冬の風に負けぬよう
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「あの日、動物園はそこいらじゅうが黄色でさ、もしかしたら世界中が黄色なのかもしれないなんて思ってみたりしてみてさ、そんな黄色の世界の真ん中でワインさんが泣いててさ──────」
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「『フクちゃん、フクちゃん』って僕を呼ぶ、あの優しい声が頭の中に聞こえてきたよ」
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「僕も黄色い世界の中を歩き出し、一歩一歩足踏み出せばワンダーさんの声の次にはあの笑顔が空に浮かんできたよ」
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「乾きかけたイチョウの落ち葉に涙が一粒、それはすぐに染みていったんだ」
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「マル、次の季節は春なんだ─────楽しみだ。僕等二人で過ごす春ははどんな春になるんだろうね」
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「春になるまでに僕は君にいくつの言葉を伝えることが出来るかな」
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「空を見上げて星を見つめ、木を眺めて風に吹かれてさ。僕は思っていること言葉に変えてくよ」
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「いつかそれがその意味が、僕の気持ちが君に伝わればそれでいい」
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「仲良くなったその次の、ずっとずっと一緒にいるために大切な、大切なことなのさ」
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「ワインさんとワンダーさんに教えてもらった大切な、本当に大切なことなのさ」
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「僕の幸せ、君の幸せと一緒なら。僕の悲しみ、君の悲しみと一緒なら、僕等二人きっとその時上手くやっているはずさ」
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「ワインさんの涙を見てさ、僕は少しわかった気がしたんだよ」
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「あとはそれを千の言葉、星の数の言葉に変えて君に伝えていくだけさ」
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「春が来るまでにいくつ言葉にすること出来るかな」
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「いくつの言葉、君に伝えることが出来るかな─────」
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千の言葉を一つ一つ
大切に想いをこめて大切な想い伝わるように
一つ一つ
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by bon_soir | 2017-12-23 13:35 | 五月山動物園 | Comments(4)
ユキとわくわく

ここのドアが開くんだ
ここのドアはいつかそのうち開くんだ
遠くへ行こう、もっと遠くまで行ってみよう
大丈夫、傍には僕がいるからね─────
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ユキがどこに向かっていくのか、僕にはいつもわからない
ユキは教えてくれない
いつだって一人、どこかへ向かって歩いてく
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いままでよりもたくさん散ったよ、黄色い葉っぱ
ユキ、知ってるかい? イチョウって言うんだよ
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イチョウを見ながらワインさんが泣いていた
大人なのに泣いていたんだ
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いつか僕にもそんな気持ちがわかるかな
空を見上げてずっと涙をこぼす日、いつか僕にもあるのかな
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ユキは止まらない
くっついていくだけで精一杯
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本当は横顔見て歩いていたいけど、今見えているのはユキの背中
ユキ、ちょっと待ってよ
あそこ、鳥が飛んで行くよ
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僕はユキを呼び止めることがまだ出来ない
きっと僕のほうがユキより小さいからなんだ
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でもさ
トンネルくぐるのは僕のほうが上手いんだ
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お部屋に戻っていたユキは、空を見上げてポツリと言った
「─────ワインさん、優しいな」
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─────ユキ、僕だって優しくできると思うんだ
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僕はいつも君を追って歩いているだけじゃないんだよ
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もっともっと聞かせてよ
どんなことでもいいからさ、何かあれば僕に聞かせてくれよ

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僕達二人、まだまだ傍にいるんだから
こうして二人、いつも一緒にいるんだから
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困ったな
ご飯をたくさん食べているのに、まだユキのほうが大きいや
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僕は色々なものを見たいんだ
きっとユキだって同じ気持ち
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二人で見れば、二人で話せば楽しいものさ
きっとどんなことでもね
きっとどこへ行ってもね
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悲しいことがあったって、二人で一緒に泣いたらそれでいいんだよ
多分それでいいんだよ
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僕はまだまだわからないこと、知らないことばかり
でもそうさ、きっとそうさ
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僕達二人そうやって、そうして大人になっていくのさ
そうさ、きっとそうさ
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イチョウの季節はまた来年だってさ
日本に来てさ、秋が好きになったよってカッコつける
そんな僕さ
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ユキ、どこへ行くんだい?
お鼻にさ─────
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またユキを追っていく
そんな僕さ
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ユキはあそこだ─────
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この前ここが開いたのに、今日もどうやら閉じたままだとユキは言う
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そう、ここが開けば僕等二人はもっと遠くまで歩いていける
もっと色々なものを見て回ることができるんだ
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ユキ、今度ここが開いたらさ、この前よりも遠くへ行こう
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ユキ、今度ここが開いたらさ、もっと色々見て回ろう
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わくわくするね
なんだかとってもわくわくするね
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きっとワラビー達ともお話できるよ
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わくわくするね
僕達まだまだ知らないことばかり
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わくわくわくわくしてくるね
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フクさん、知ってる?
あそこの扉
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みんなで行けたらいいののね
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ユキ、その時僕は隣を歩こう
歩きたいんだ、隣でさ
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ユキの背中を見るのだって嫌いじゃないよ
でもやっぱり見ていたいのはかわいい顔さ
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そう、いつものようにお部屋を出たら左に行こう
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きっと開いてる時がある
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何かあったとしたってさ、ユキは心配しないで大丈夫
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後戻りなんかしなくたって大丈夫
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僕が傍にいるからね
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その時僕は君の後ろになんていないのさ
君の隣、君の前で笑っていよう
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僕はユキを守るんだ
任せておいてよ、ご飯はたくさん食べてるよ
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怖いことなんかあるもんか
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僕は男のウォンバット
まだまだ身体は小さいけれど大丈夫
そうさ、絶対大丈夫
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あのドア開くその日まで、遠くへ出かけるその日まで
やっぱりユキを追って歩く、そんな僕さ
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何も言わないユキの後、背中を見つめてそっと歩く
そんな僕さ
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わくわくするんだ、止まらないんだ
早く遠くへ行きたいな
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開いてくれよ、早く開いてくれよ
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開かないね
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僕等のわくわく
二人一緒に毎日わくわく
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大人になるため
わくわくわくわく
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昼も夜もわくわくわくわく
青空、星空
昼の日向、夜はすっきり月明かり
影も伸びて一緒にわくわく
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ユキの後ろで
僕はわくわく
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隣で笑うよ
わくわくわくわく
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まだまだ知らないことばかり
わくわくわくわく

僕はわくわく




   

by bon_soir | 2017-12-12 14:48 | 五月山動物園 | Comments(6)
ユキを追って
コウとユキ
一緒に過ごしている日々は、また一つの物語
まだまだ始まったばかり、終わりなんてちっとも見えない書き溜めていく物語
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五月山動物園で暮らすウォンバット、コウとユキ
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日向がとっても暖かい、離れたくなくなれば季節は冬
二人にとって初めての日本の冬
イチョウは散って地面を温め、明るく明るく動物園を黄色く照らす
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毎日自由気ままに過ごす女の子、ユキ
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トンネルからそっと出てきてお昼ごはん
今日はちょっとお寝坊さん
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ご飯の場所に陽がそっと
そっと当たって気持ちがいい
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そう、きっと今日も素敵な日
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遅れて外へ出てくれば、ユキの姿を先ず探し
日差しが眩しくコウを照らす
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コウはいつもユキを追う
きっとずっといつまでも、何かにそっと導かれ
コウはいつもユキを追う
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一緒に食べよう、隣でそっと
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今日の青草、二つの入れ物
潤沢、潤沢
まだまだたくさん
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ユキは静かな女の子
普段はコウに何も言わずにただ気まま
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お行儀良いのかどうなのか
静かに静かに二人でご飯
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美味しいね!
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向かいで食べる? 隣で食べる?
コウはやっぱり隣で食べる
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コウも静かに何も言わずに隣でそっと
二人のご飯はただそっと
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交わす言葉
そっと一言「美味しいね」
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お客さんも少ない日
コウもユキも、動物園もなんだか静か
風の音も聞こえない
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食べている、陽に照らされている
ゆっくりゆっくりぽかぽかぽかぽか
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冬の晴れた日、日向がみんなを温めて
ぽかぽかぽかぽか、気持ちぽかぽか
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ぽかぽかぽかぽか
傍にいればみんなでぽかぽか
温かさ、暖かさ
伝わる伝える温かさと暖かさ
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はみ出しちゃったご飯を食べるコウ
お皿のご飯を食べるユキ
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そっとごめんね「ありがとう」
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「─────僕はユキの傍がいい」
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「ユキは何も言わないけれど、大丈夫」
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「そう、僕も何も言わなきゃいい─────」
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「追いかけて傍にいるだけ、それだけで楽しいからね」
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「ユキは僕を誘うわけじゃない、ただ一人そっと出かける」
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「静かに急いで追いかける、そんな僕さ」
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「『ユキ、今日はそこ開かないよ』と、わかっていても僕は言わない」
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「がっかりさせたくないからね」
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「大丈夫、またそのうち開くよ。そのドアは、ね」
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「お昼寝でもするのかと思ったけれど、ユキはまた出かけた」
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「毛づくろいしていて出遅れた、そんな僕さ」
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「……止まらないよ」
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「ユキは何処だと、探す僕」
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「寄り道してたら見失う」
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「─────ユキ、僕はここにいるよ」
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「どうやら僕と入れ違い」
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「やっぱりさ、僕が声をかけなきゃいけないね」
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「やっぱりさ、早く大人になりたいね」
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「ユキのこと、追いかけてるだけじゃ駄目だよね」
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「でもさ─────僕は今、それが楽しいんだよ」
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晴れた空の青と散り行くイチョウの黄色の中で、コウとユキはころころころころ
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コウは静かにユキを追って、ころころころころ
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二人はころころ
そっところころ、小さな二人
ころころころころ
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今は後を付いていくだけだけれど
いつか二人、隣で手を取りいつまでも
ワインとワンダー、二人のようにずっと、ずっといつまでも
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二人の暮らし、まだ始まったばかり
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追いかけて、追いかけあって
支えて支えて、支えられて
二人大人になっていく
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今はただユキを追って─────
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ユキを追って、いつも隣に
ずっとずっと隣で二人一緒
─────ここで暮らそう
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五月山動物園で二人、一緒に暮らしていこう





    

by bon_soir | 2017-12-10 14:56 | 五月山動物園 | Comments(2)