何度かこうして寝返りをうったり。のんびりとおだやかなおひるねです。
今度は反対を向いたヒロキ。ゆっくりとふくらんだりしぼんだりするむくむくおなかを見ていたら、だんだんと眠くなって……
ヒロキの催眠術なのかもしれません。
「何度も寝てしまうのにはわけがあるんだ。せっかく来てくれたあなたには申しわけないけど」
「今日は二度寝をしたら、夢の続きを見られたよ。だけどあともうちょっとだったのに、残念なところで目が覚めちゃった」
「ふふふ。さっきの夢の続きが見られるように、もう一度眠るよ。」
そんな風にヒロキのお昼寝ループは続きます。気持ちよくおひるねするには一年のうちで今がいちばんよいころです。
口元でにぎにぎ、ぎゅっ。にぎにぎ、ぎゅっ。ヒロキのかわいい小さな手が動きます。
「あれ? ここは夢の中なのか、それとも目が覚めているのか、ちょっとわからなくなってきちゃった」
のっそりと歩き出しますが、ぼんやりして足取りも軽やかとはいきません。あれだけへんてこな格好で寝てたら足もしびれるよ。
ヒロキはまたもやぺたんと眠る格好になりました。
「夢の続きを見られるなんて、とっても貴重な日だ。だからあともう少しだけ寝かせてもらってもいいかな。もうちょっとなんだ」
指をちょんちょん動かしてかわいいったらないのに
さらにヒロキは小さな指たちをぺろっとなめていました。どんな夢を見ているんだろう……
ヒロキのお昼寝にはいつでも楽しい妄想がついてまわります。
さわやかだったおひさまのひかりもだんだんと、オレンジと青色になってきます。ヒロキも夢の終わりを見届けたようです。
「今日の夢はもうおしまい。次から次へと続く長い長い夢だった」
「うんと素敵な冒険の夢だったりびっくりするほど怖い夢だったり、そんな時にはみんなにいち早くきいてもらいたいけど」
「あんまりにもばかばかしくて吹き出しちゃうような夢は、みんなにいえないな……」
でもヒロキのかわいい寝姿の様子で、楽しい夢だったに違いないことはわかります。
手をペロペロしてたのは、おいしいものをたくさんたくさん食べていたのでしょう? ヒロキ。
思い出したようにお部屋の扉のチェックに急いだヒロキでしたが
「全然気配なしだ!! ぼく今は起きているよね。夢の中じゃないよね」
「でも今日はいいんだ。まだお部屋には帰りたくない。最近は夕暮れのウォーキングをすることもなかったから」
たくさんのおひるねとたくさんの夢を見たヒロキ。そして夕暮れの坂道。その姿を撮影する私。
初めてヒロキに会った頃は、この日のようなスケジュールで一日を終えていたことを思い出します。
ちゃっちゃ、ちゃっちゃとのんびりとしたヒロキの足音。いつまでもかわらない、ヒロキだけが出せる音。
いつまでもいつまでも聞いていたい音。
この日は閉園までおうちに帰ることはなかったヒロキ。
楽しい足音を聞きながら帰るのもとてもなつかしく
今日はどんな風に帰ったのだろうと思いを巡らしながら帰るのもとても久しぶりな日曜の午後でした。
ヒロキの見た夢、どんな夢だったのでしょうね……
ヒロキ元気そうでうれしいです!
チャッチャッチャッと音をたてて歩くヒロキのゆっくりとゆれる 背中やお尻。 みんなみんなかわいいですね〜。
あっちで こっちでコロンと眠れるなんて、いいですね!
あちこちで 眠って夢をみているのは、多摩のチューバッカも同じ。
一昨日仕事が休みでしたので、多摩に行ってきました。
チューバッカもあづま屋 ドアの前 クランプとよくにらみあいをしていた扉の前。 お砂場の、r屋根があるわらを敷いたくぼみ(麻袋のカーテン付き)で、ぐっすり眠っていましたよ。 お休みポイント間の移動のときだけ、チューバッカは目を覚まします。、運がいいと移動するチューバッカに会えます。。。
一昨日は1度だけ起きてくれました。
かわいかった!
すこーし起きてはお昼寝。 夢の中でヒロキと楽しくあそんだりしてるのかもしれませんね!?
コメントありがとうございます。
またチューバッカのかわいい様子もありがとうございました。
あちこちの移動のおひるね、
起きたいんだけど、どうも眠くて眠くて仕方ないときって
私も本当よくわかりますw お行儀が悪いですけれど。
飼育員さんがやってくる音がいちばんよく聞こえる場所を探しているのでしょうか。
だんだんとカンカン暑くなってきちゃうので
今がいちばん好きなだけゴロゴロして
いろんな音をききながら
楽しい夢を見ていて欲しいです。
ヒロキとの夢は穴掘り自慢とかお芋自慢かな。