タグ:モモコ ( 10 ) タグの人気記事
舞う落ち葉、傍でモモコ
茶臼山動物園で暮らすウォンバット、モモコ 
a0164204_12401059.jpg
秋の庭をくまなく散策
秋の色を見てまわる“夢を見るための準備”
a0164204_12401055.jpg
a0164204_12401155.jpg
今日の夢はきっと秋色
でもまだ準備は終わらない
a0164204_12442384.jpg
a0164204_12442450.jpg
そよ風、落ち葉の乾く匂い
モモコの背中をそっと押し、モモコの鼻をそっとくすぐる
a0164204_12442351.jpg
a0164204_12490287.jpg
聞こえてくるのは秋の声
「さようならだね」
と優しくお別れ、秋の声
a0164204_12490264.jpg
a0164204_13045244.jpg
a0164204_12490298.jpg
さようなら
また来年
秋、さようなら
また夏の次にこんにちは
a0164204_12504030.jpg
a0164204_12504013.jpg
a0164204_12503925.jpg
秋の色した夢の中
その秋の背中を覗く季節
また冬がやって来る
a0164204_12592902.jpg
a0164204_12592987.jpg
a0164204_13045240.jpg
ももこ、この日はごきげん
静かに眺めているだけでいつの間にか傍でお話
a0164204_13012063.jpg
a0164204_13012088.jpg
a0164204_13011983.jpg
夏の喧騒どこかへ行った
秋、日を重ねるごと静かになって動物園日和
a0164204_13054367.jpg
a0164204_13054414.jpg
ちょっと寒い瞬間あるけれど、静かに楽しい冬の入口動物園
a0164204_13054236.jpg
a0164204_13081965.jpg
a0164204_13081928.jpg
さようなら
また来年
秋、さようなら
また夏の次にこんにちは

a0164204_13104668.jpg
ときおり舞い散る落ち葉にそっと伝える
「秋、今年は一度さようなら」
a0164204_13093630.jpg
a0164204_13093662.jpg
a0164204_13093635.jpg
その時、強い風吹いた
a0164204_13131187.jpg
a0164204_13131184.jpg
ひらひら、さーっと
ざわり揺れる落葉樹
ウォンバットに落ち葉舞う
a0164204_13135345.jpg
a0164204_13135472.jpg
a0164204_13135350.jpg
秋の声を風に乗せ
詳しいことは落ち葉が通訳
秋の声は風に乗り
はっきり聞こえる「さようなら」
a0164204_13161026.jpg
a0164204_13161054.jpg
a0164204_13161153.jpg
秋、さようなら
a0164204_13183166.jpg
a0164204_13183036.jpg
秋の背中をそっと見つめてもう一度
秋、さようなら
a0164204_13200851.jpg
a0164204_13222869.jpg
一度は部屋に帰りかけたけど、寂しくなって後追いかけた
a0164204_13222897.jpg
a0164204_13222742.jpg
秋の背中はまだそこに
まだすぐ傍を歩いてる
a0164204_13222742.jpg
かさかさかさかさ落ち葉を触り
かさかさかさかさ
かさかさかさかさ
a0164204_13243603.jpg
a0164204_13243618.jpg
木枯らし秋風少し混じって
背中を追いかけるモモコの背中をそっと押す
a0164204_13253572.jpg
a0164204_13253524.jpg
追いつけなくても大丈夫
また来年、夏の次にやって来る
季節のお話、土産話
また来年、また来年の夏の次
a0164204_13323944.jpg
a0164204_13323941.jpg
a0164204_13353226.jpg
眠ろうとしないこの日
モモコはまたみんなの傍へ
a0164204_13363550.jpg
a0164204_13363589.jpg
a0164204_13363530.jpg
日が暮れる前の小さなガイド
モモコのお話
a0164204_13380635.jpg
a0164204_13380628.jpg
足、かわいいね
a0164204_13392120.jpg
a0164204_13392104.jpg
大好きな場所へそっと登る
a0164204_13392000.jpg
そっと登れば高さが合った
a0164204_13404071.jpg
ベビーカーの赤ちゃんと記念撮影
赤ちゃんちょっと泣いちゃったけど、きっと思い出
色あせない、秋の思い出ウォンバット
a0164204_13404021.jpg
a0164204_13404056.jpg
机の上に置いてあった
確かそれはお芋の葉っぱ
a0164204_13424022.jpg
a0164204_13424174.jpg
a0164204_13424028.jpg
そんなに好きじゃ無さそう
a0164204_13435157.jpg
a0164204_13435198.jpg
置いてあったカバンにちょっかい
a0164204_13435032.jpg
楽しいね!
a0164204_13451182.jpg
a0164204_13451135.jpg
a0164204_13451108.jpg
優しい優しいウォンバット
モモコ
a0164204_13461148.jpg
a0164204_13461135.jpg
a0164204_13461098.jpg
茶臼山動物園のウォンバット、モモコはいつも穏やかに人の傍
スミレと暮らすこの部屋で、そっと話しているのかも
a0164204_13495994.jpg
a0164204_13500027.jpg
この喜びがみんなのためにあること
この喜びがモモコとスミレのためにそっとあること
a0164204_13495900.jpg
茶臼山動物園のウォンバット、モモコはいつも穏やかに人の傍
スミレと暮らすこの部屋で、そっと微笑んでいるんだよ
a0164204_13544579.jpg
a0164204_13544558.jpg
心で人と、大好きな飼育係さんと話す時、それを見る時
きっと儚さ、健気さ、愛情感じること出来る
a0164204_13554664.jpg
a0164204_13554676.jpg
a0164204_13554555.jpg
愛情伝えて愛情貰って温かい
a0164204_13585523.jpg
それを伝えて表して
広がる広がる優しい思い
a0164204_13585612.jpg
足、かわいいね
a0164204_13585586.jpg
傍でうとうと眠ること
それは特別
特別なこと、モモコは伝えてうとうとうとうと
a0164204_14020548.jpg
a0164204_14020543.jpg
茶臼山動物園のウォンバット、モモコはいつも穏やかに人の傍
スミレと暮らすこの部屋で、そっと微笑んでいるんだよ
a0164204_14020478.jpg
眠くなったモモコ
温かいお部屋で眠ります
a0164204_14054791.jpg
a0164204_14054729.jpg
さようなら
また来年
秋、さようなら
また夏の次にこんにちは
a0164204_14054809.jpg




    

by bon_soir | 2017-11-21 14:08 | 茶臼山動物園 | Comments(2)
秋の最後に

あ、寒いと感じだしたら秋の終わり 
日陰でぶるっと震えたらもう冬の始まり
a0164204_12190149.jpg
茶臼山動物園で暮らすウォンバット、モモコ
a0164204_12212352.jpg
a0164204_12212323.jpg
秋の終わりをとても感じる落ち葉の積もった庭を歩く
a0164204_12212265.jpg
庭のモミジも散りだした
a0164204_12241276.jpg
a0164204_12241277.jpg
もう秋も終わりだね
もう冬の始まりだね
a0164204_12241120.jpg
朝、お部屋から出てきたモモコは少し昇る
a0164204_12271794.jpg
a0164204_12271749.jpg
モミジの木の下
赤を重ねた地面を歩く
a0164204_12271655.jpg
ふわり、かさかさ
落ち葉を踏みしめ
ふわり、かさかさ
a0164204_12290820.jpg
a0164204_12290893.jpg
秋の終わり
ふわり、かさかさ
冬の始まり
a0164204_12290867.jpg
a0164204_12314779.jpg
a0164204_12314713.jpg
ここは前にも来てた場所
大きな穴を掘った場所
a0164204_12333150.jpg
a0164204_12333272.jpg
a0164204_12333218.jpg
モモコはウォンバット
このモミジの木に登ったりは出来ないけれど、傍に大きな穴を掘ること出来る

a0164204_12344205.jpg
a0164204_12344345.jpg
土と落ち葉
まとめて掘った
a0164204_12344218.jpg
モミジのすぐ側
奥へ奥へ
a0164204_12365923.jpg
a0164204_12365868.jpg
a0164204_12365746.jpg
モモコ、穴掘り得意
大きくて、綺麗で深い
素敵なトンネル掘ってくよ
a0164204_12394694.jpg
a0164204_12394754.jpg
a0164204_12394789.jpg
顔に付いた土ははらう
a0164204_12411410.jpg
かなり掘ったモモコ
綺麗な落ち葉、また上へ上へと重ねた土
a0164204_12411530.jpg
a0164204_12411532.jpg
四季を感じる動物園
四季を通り抜けてくモモコ達
a0164204_12442500.jpg
a0164204_12442553.jpg
スミレちゃんも出てきたよ
a0164204_12442673.jpg
a0164204_12471392.jpg
スミレちゃんはいつもの長い毛づくろい
a0164204_12471347.jpg
掘ってお腹が空いたモモコは坂道登って、まだ野草が残るお気に入りの場所へ
a0164204_12471471.jpg
a0164204_12471442.jpg
落ち葉も少々
a0164204_12493058.jpg
モモコ、秋のアラカルト
a0164204_12493174.jpg
a0164204_12493000.jpg
秋の風もそろそろ終わりに近づいて、北風混じって身体が冷える
a0164204_12523130.jpg
a0164204_12523160.jpg
a0164204_12523192.jpg
秋に冬が滲む時期
滲み出したこと、ただ眺めていればどんどんどんどん冬は濃くなる
a0164204_12551967.jpg
a0164204_12552016.jpg
a0164204_12551977.jpg
あと少し
あと少しで冬の色
a0164204_12580111.jpg
a0164204_12580173.jpg
a0164204_12580267.jpg
山の上に風が吹く
冬の背中をぐっと押す、冷たい冷たい風が吹く
a0164204_12580243.jpg
a0164204_13011641.jpg
こうして野草を食べるのもあと少し
a0164204_13011608.jpg
a0164204_13011629.jpg
きっとあと少し
a0164204_13031887.jpg
a0164204_13011608.jpg
a0164204_13031946.jpg
モモコの長い冬が始まる
スミレと一緒に春を待つ、そんな長い冬がもう始まってる
a0164204_13051397.jpg
a0164204_13051414.jpg
落ち葉、そのうち見えなくなっていく
雪、そのうち深く積もる
a0164204_13070881.jpg
a0164204_13070859.jpg
日向とお部屋の温かさ
感じて微笑むようになる
a0164204_13070805.jpg
落ち葉さくさく
登ってさくさく
a0164204_13104661.jpg
a0164204_13104763.jpg
a0164204_13104622.jpg
日向、ぽかぽか
a0164204_13115558.jpg
a0164204_13115571.jpg
のんびりのんびり
ぽかぽかぽかぽか
a0164204_13115491.jpg
a0164204_13130386.jpg
a0164204_13130329.jpg
秋の終わり、モモコは過ごす
秋の終わりをモモコは感じる
a0164204_13130216.jpg
ずっとここで暮してきたから、空の色も風の香りも、どんなことでも知っている
a0164204_13161732.jpg
時間の流れ、四季の進み方
今自分がどの辺りなのか
a0164204_13161830.jpg
a0164204_13161736.jpg
モモコもスミレも感じてる
青空、高い冬の空
a0164204_13195331.jpg
a0164204_13195353.jpg
みんなみんな知っている

さっきから顔に影
a0164204_13225087.jpg
誰かがモモコを眺めてる
a0164204_13235386.jpg
a0164204_13235430.jpg
モモコも誰かを眺めてる
a0164204_13235390.jpg
a0164204_13253437.jpg
a0164204_13253338.jpg
スミレも秋色
a0164204_13253470.jpg
冬になって色が減る前、森の色
a0164204_13294697.jpg
a0164204_13294727.jpg
a0164204_13294702.jpg
a0164204_13294774.jpg
日向でうとうと
窓際うとうと
a0164204_13303385.jpg
a0164204_13303490.jpg
目を開いたなにかのはずみ
a0164204_13303364.jpg
見えているのは秋の色
もしかしたら冬の顔
a0164204_13313153.jpg
a0164204_13362972.jpg
a0164204_13313187.jpg
白銀、白い世界もいいけれど、やっぱり色付き温かみ
そんな所にもう少し、もうあと少し暮したい
a0164204_13373567.jpg
a0164204_13373505.jpg
ぐっぐって雪の音
それもいいけど、かさかさかさかさ心地良い
秋の音ももう少し、もうあと少し聞いていたい
a0164204_13373614.jpg
a0164204_13373636.jpg
秋の終わりの音はかさかさ
a0164204_13411981.jpg
a0164204_13412095.jpg
かさかさかさかさ
かさかさかさかさ
a0164204_13411849.jpg
a0164204_13432923.jpg
向こうの方に見えてきたよ
冬の笑顔がそっと近づいてきているよ
a0164204_13432825.jpg
a0164204_13432867.jpg
北風まだ弱く、冷え方まだ優しくて
a0164204_13450601.jpg
a0164204_13450763.jpg
秋の終わりをもっと楽しもうと笑ってる
冬の笑顔は静かにふわりと雪のよう
a0164204_13450661.jpg
a0164204_13475065.jpg
a0164204_13475081.jpg
モモコもそっと近づいていくよ
冬の笑顔に誘われて、そっとそっと歩きだすよ
a0164204_13484147.jpg
a0164204_13484158.jpg
今年も秋を通り抜け、冬を迎えに歩いていくよ
a0164204_13484085.jpg
a0164204_13541279.jpg
a0164204_13541227.jpg
さくさくさくさく、落ち葉のリズム
秋だけの音に気持ちは満足
a0164204_13541171.jpg
秋の景色をしっかりしっかり心の中に
a0164204_13575721.jpg
a0164204_13575704.jpg
a0164204_14132547.jpg
今年の秋の思い出をそっと重ねたら、二人そっと次の季節へ
春夏秋冬いつだって、重ね続けてほっと気持ちが温かい
a0164204_13575883.jpg
a0164204_14032586.jpg
a0164204_13575866.jpg
秋の最後はいつだって、色とりどりに笑ってる
a0164204_14032540.jpg
a0164204_14091154.jpg
a0164204_14132543.jpg
次に来るのは真っ白で、なんだか静かな冬の世界
a0164204_14032412.jpg
モモコはきっとわかってる
この秋はこれからも心の中で色鮮やかに気持ち温める
そっとそっと色鮮やかに、そっとそっと温かく
a0164204_14194498.jpg
a0164204_14194314.jpg
モモコもスミレもわかってる
冬だって優しいこと、きっとわかってる
心配してない、全部わかってる
a0164204_14194399.jpg
a0164204_14194318.jpg
秋の終わりは温かく色鮮やかに
山の上の動物園と動物達に話しかけている
a0164204_14210584.jpg
a0164204_14210562.jpg
「また来年、また来年─────きっとだよ」
a0164204_13593510.jpg



   

by bon_soir | 2017-11-19 14:29 | 茶臼山動物園 | Comments(6)
モモコ、大勢の傍で過ごした夏
茶臼山動物園で暮らすウォンバット、モモコ
a0164204_11331538.jpg
a0164204_12441624.jpg
いつだって気ままに、いつだっておとなしく、いつだって優しく温かく
モモコは変わらず不思議にウォンバット
a0164204_11364239.jpg
サマーナイトZOO、最後の日

みんなが楽しみしているウォンバットに近くで会えるガイド
そしてなにより素敵な夜のウォンバットに出会える時間
a0164204_11331490.jpg
a0164204_11331571.jpg
いつもよりも長い開園時間、頑張り続けたモモコの一週間はこの日で終わり
また来年までのんびり茶臼山動物園
そんな最後のひと頑張りの日、モモコ
a0164204_11442937.jpg
a0164204_11442802.jpg
スミレよりも少し遅れて庭へとモモコ
残念なのかいいことなのか、空は少し暗めの曇り空
a0164204_11452734.jpg
a0164204_11452823.jpg
───今夜も星が見えない

モモコ、ふと思う朝
a0164204_11452724.jpg
疲れが溜まり残る夏の終わり
のんびりしたい、壊れたプラネタリウムのような星空にただ包まれたい
そう思うのはモモコも一緒、動物達も一緒
a0164204_11500366.jpg
夜が好きなウォンバットなら、誰よりもそう思う
a0164204_11500467.jpg
斜面をモモコが登る時
モモコが坂道登る時
a0164204_11540391.jpg
a0164204_11540460.jpg
自然と目に入るのは山の空
そよ風にもならない弱い風、厚い雲は動かない
a0164204_11540558.jpg
a0164204_11540487.jpg
きっとこのまま、今日はこのまま
このままこのまま雲の向こうで陽は昇り、雲の向こうで陽は沈み
a0164204_11564118.jpg
a0164204_11500361.jpg
きっと早く暗くなる
月も星も見えない夜がやって来る
a0164204_11590975.jpg
「月が明るく輝いて、たくさんの星がキラキラキラキラ瞬いて───そんな夜は不思議に静か」
a0164204_11590904.jpg
「誰もがその素敵な夜空に『わぁ』ってなるからね」
a0164204_11590877.jpg
「みんなで『わーっ』って賑やかなのもいいけれど、私はやっぱり静かな夜が好き」
a0164204_12030545.jpg
「気持ちがいい夜風に揺れた葉の音、枝の音。優しい言葉の虫の声。そっと聞こえる静かな夜のほうが好き───」
a0164204_12030565.jpg
a0164204_12030494.jpg
「静かな静かな夜になったとしたら動物達の小さな声も届くかも、って私は思う」
a0164204_12064742.jpg
「私の声は凄く小さい。特別静かじゃないとみんなには届かないかもしれないからね───」
a0164204_12064856.jpg
a0164204_12064746.jpg
「月が明るく輝いて、たくさんの星がキラキラキラキラ瞬いて───そんな夜は不思議に静か」
a0164204_12132050.jpg
「───わかるかな」
a0164204_12132031.jpg
「気持ちがいい夜風に揺れた葉の音、枝の音。優しい言葉の虫の声。そっと聞こえる静かな夜のほうが好き───」
a0164204_12131980.jpg
「───そんな気持ち、わかってもらうこと出来るかな」
a0164204_12185286.jpg
「今日の夜空は曇り空。月も星もぜんぜん見えない曇り空」
a0164204_12185283.jpg
「残念、少し寂しいね」
a0164204_12185131.jpg
「お部屋に戻って少し休むね」
a0164204_12215904.jpg
「夜になる前、また傍へ行くからね」
a0164204_12220064.jpg
「みんなの傍へ行くからね───」
a0164204_12215978.jpg
a0164204_12233491.jpg
ガイドは始まり、モモコはみんなの傍へ
a0164204_12233599.jpg
a0164204_12233432.jpg
ウォンバットモモコ
そっとお部屋の外へ出て、そっと静かにみんなの傍へ
a0164204_12233544.jpg
みんなのすぐ傍、ウォンバットが傍にいるよ
a0164204_12252757.jpg
a0164204_12252709.jpg
少し眠そうにしているウォンバットがみんなの傍へ来てくれているよ
a0164204_12252698.jpg
ウォンバットのこと、みんなにもっと知ってもらうため
優しいモモコがみんなの傍へ、そっとそっと来てくれているよ
a0164204_12270136.jpg
a0164204_12270003.jpg
優しさ貰って優しさ溜めて、心で増やして動物達に返してあげて
その繰り返し、みんなもっと優しくなれる
a0164204_12270142.jpg
きっとそれが動物園
世界への入り口、色々なところへの不思議な入り口
a0164204_12270093.jpg
きっとそれが動物園


曇った空はすぐに暗くなる、夏の終わりはすぐに暗くなっていく
a0164204_12312963.jpg
a0164204_12313055.jpg
その時スミレは夢を見て
a0164204_12313014.jpg
モモコはみんなのことを眺め終わって夜の中へ───
a0164204_12312994.jpg
a0164204_12334488.jpg
a0164204_12334362.jpg
サマーナイトZOO、最後の夜が辺りを包む
a0164204_12334388.jpg
a0164204_12350376.jpg
今年の夏もあと少し
山の秋は足早に
a0164204_12350471.jpg
a0164204_12350334.jpg
もう辺りは暗い
夕方境目、少し夜寄り
a0164204_12441703.jpg
行こうよモモコ
a0164204_12454314.jpg
───夜の庭へ
a0164204_12454487.jpg
a0164204_12454302.jpg
のんびりゆっくり最後の夜を
のんびりゆっくりただそのままそっと佇み通り抜けていく
a0164204_12474355.jpg
今年の夏はもう終わる
短い秋へと季節は進む
a0164204_12474329.jpg
毎日毎日休みなく、毎日毎日ただ進む
a0164204_12474231.jpg
a0164204_12512094.jpg
「気持ちがいい夜風に揺れた葉の音、枝の音。優しい言葉の虫の声。そっと聞こえる静かな夜が好き───」
a0164204_12512198.jpg
「───わかるかな」
a0164204_12512185.jpg
「このトウモロコシをちょっと食べて今日は休もう」
a0164204_12512009.jpg
「お客さんもその内すぐにお家に帰る───私も部屋に戻ろう」




モモコとスミレ
二人と過ごすサマーナイトZOO
また来年まで楽しみに
二人と過ごせるサマーナイトZOO
a0164204_12544985.jpg
a0164204_12572156.jpg




   

by bon_soir | 2017-08-28 12:57 | 茶臼山動物園 | Comments(4)
モモコと夏の声探し
茶臼山動物園で暮らすウォンバット、モモコ
a0164204_09390314.jpg
山の動物園の夏は進む
朝の陽射しで暑くなり、午後の風で少し涼しくなっていく
a0164204_09390334.jpg
その繰り返しで一日一日、夏は進む
空高く涼しい秋へと夏は進む
a0164204_09390292.jpg
a0164204_09390268.jpg
動物達の時間はきっと人の時間よりものんびりゆっくり急がず進む
a0164204_09504379.jpg
a0164204_09504274.jpg
24時間、365日
それは何も変わらないけどのんびりゆっくり急がず進む
a0164204_09504344.jpg
動物園では動物達に時間を合わせてのんびりゆっくり
のんびりゆっくり
a0164204_09533903.jpg
声に音に耳を傾け、いつかみんなものんびりゆっくり
a0164204_09533904.jpg
a0164204_09533903.jpg
動物達の傍にいるときくらいはのんびりゆっくり
夏を進む
a0164204_09534087.jpg
a0164204_09563289.jpg
モモコの朝は人を待つ
いつもの優しい声を聞きたくて聞きたくて
ドアの前で人を待つ
a0164204_09575809.jpg
a0164204_09575938.jpg
「おはよう」

「おはよう」

言葉を交わす
モモコは人の声を聞く
人はモモコの声を聞く
a0164204_09575843.jpg
人の声が聞こえるよ
ウォンバットの声が伝わるよ
優しい声は伝わるよ
優しい声が聞こえてくるよ
a0164204_10001990.jpg
「人の口が動いてる。ぱくぱくぱくぱく、きっと何かを喋ってる」
a0164204_10001897.jpg
「なんでだろう、私には何も聞こえてこない。きっとみんなは話していて、話しかけられているはずなのに、何も聞こえてこない」
a0164204_10001830.jpg
「飼育係さんの声は聞こえる、優しい声、いつもの声」
a0164204_10063692.jpg
「他の人の声は聞こえてこない。口がぱくぱく、口だけぱくぱくぱくぱく────聞こえてこない」
a0164204_10063684.jpg
「私はウォンバット、ウォンバットの声で話す。伝わるのかな、伝わっているのかな」
a0164204_10063549.jpg
a0164204_10105676.jpg
「聞こえてこない声に耳を傾け考える。私はウォンバット、今ここにいるみんなは人────」
a0164204_10105584.jpg
「夏の声の一つ、セミの声。何を言っているのかわからない。伝わらないこと、それは少し寂しいこと」
a0164204_10130429.jpg
a0164204_10130385.jpg
「近くにいる人、口がぱくぱく。口だけぱくぱく。少し寂しい聞こえない声、聞こえてこない声」
a0164204_10130312.jpg
「飼育係さんの声はちゃんと優しく聞こえてくる、きっと私の声も伝わっていく。なのになんで────ぱくぱくぱくぱく」
a0164204_10193870.jpg
「私の声、伝わるのかな。伝わっているのかな」
a0164204_10202151.jpg
a0164204_10202203.jpg
「みんなの声を探さなきゃ。私、声を探さなきゃ。夏の声を探さなきゃ────いけないね」
a0164204_10202173.jpg
「さっきもらった食べ物、『トウモロコシ』って飼育係さんが言っていた」
a0164204_10171064.jpg
「黄色いところはまだあるみたい。まだ食べるところはあるのかな」
a0164204_10170973.jpg
a0164204_10170908.jpg
a0164204_10243010.jpg
a0164204_10243057.jpg
a0164204_10242934.jpg
「ふわりと優しく甘い味。夏の食べ物なのかもしれない、そんな味」
a0164204_10285450.jpg
「そういえば、今日の私はいつもと違う場所にいる。隣の庭、フェンスの向こうのお庭にいるよう」
a0164204_10285496.jpg
a0164204_10285373.jpg
「すぐ隣の場所だけど、なんだか少し違う雰囲気。そんな動物園」
a0164204_10303524.jpg
a0164204_10303533.jpg
「聞こえなかった声と何か関係あるのかな」
a0164204_10303544.jpg
「私は夏の声探し。いつもと違う庭を歩いて、景色を眺めて声探し」
a0164204_10331625.jpg
a0164204_10331673.jpg
「秋が来る前、夏だけの───夏に聞こえて夏と一緒にそっと通り過ぎてく声探し」
a0164204_10331561.jpg
「それは何の声。それは夏の虫の声、それは夏の鳥の声、それは夏の空の声に風の声」
a0164204_10364787.jpg
a0164204_10364866.jpg
「そして優しい人の声」
a0164204_10395274.jpg
「ここにあるかな、向こうかな」
a0164204_10364763.jpg
a0164204_10410837.jpg
a0164204_10410933.jpg
「私は夏の声探し」
a0164204_10410800.jpg
「口がぱくぱくぱくぱく、それだけだったら寂しいよ」
a0164204_10434657.jpg
「私に声を聞かせてよ、夏の声を聞かせてよ」
a0164204_10434751.jpg
「優しい声で優しく私に話してよ」
a0164204_10434624.jpg
「優しいあなたの声を聞かせてよ────傍にいるから、傍へ行くから、私にあなたの優しい声を聞かせてよ」
a0164204_10451394.jpg
a0164204_10451343.jpg
「私の声も伝わるよ、あなたにきっと伝わるよ」
a0164204_10451264.jpg
a0164204_10475082.jpg
a0164204_10474974.jpg
モモコはこの日もみんなの傍へ────
a0164204_10475057.jpg
a0164204_10475146.jpg
優しいモモコはこの日もみんなのすぐ傍へ────
a0164204_10494289.jpg
a0164204_10494371.jpg
みんなの優しい声を聞きに来る
みんなに優しい声を届けに傍へ傍へとやって来る
a0164204_10494236.jpg
ウォンバットの声が聞こえてきた時、ウォンバットに声が伝わった時
a0164204_10522330.jpg
優しいモモコに優しい気持ちで
a0164204_10522239.jpg
a0164204_10522368.jpg
モモコの手、優しい手
a0164204_10540265.jpg
a0164204_10540118.jpg
そんなモモコに触れる時は優しい気持ちで優しい手で
a0164204_10540230.jpg
そっと、そっと
優しく優しく温かく
a0164204_10553862.jpg
頑張るモモコをそっと優しく温かく
a0164204_10553805.jpg
a0164204_10553999.jpg
夢見るモモコを邪魔しないように
モモコの夢を途中で終わらせてしまわないように
a0164204_10572876.jpg
優しい気持ちの優しい声はモモコに届く
夢の中へもそっと届く
a0164204_11002204.jpg
モモコの声が聞こえたら、モモコに気持ちが届いてる
モモコに声が届いた時は、モモコの気持ちを貰ってる
a0164204_11002305.jpg
a0164204_10572865.jpg
それはモモコの心の中に、それはみんなの心の中に
a0164204_10572741.jpg
口だけぱくぱく
伝わらないでぱくぱくぱくぱく
そればっかりじゃ少し寂しい
a0164204_11052305.jpg
a0164204_11052339.jpg
声を感じて声を伝えて
a0164204_11052384.jpg
みんな夏の声探し
a0164204_11090350.jpg
a0164204_11090324.jpg
口だけぱくぱく
伝わらないでぱくぱくぱくぱく
お互いぱくぱく
寂しい気持ちにならないように優しさ持って、温かい気持ちを伝えて過ごす夏のこと
a0164204_11090228.jpg
a0164204_11112364.jpg
a0164204_11141462.jpg
「今は聞こえる、声が聞こえる」
a0164204_11112479.jpg
「私はウォンバット、みんなは人。それでも聞こえる、ちゃんと聞こえる」
a0164204_11112362.jpg
「優しい気持ちの優しい声はちゃんと聞こえて、それならきっとそこへ伝わる、広がっていく」
a0164204_11164943.jpg
a0164204_11164969.jpg
「飼育係さんが私を連れ出してくれる場所、そこには優しい気持ちがあふれてる」
a0164204_11164931.jpg
「夏の声探しは、いつもと同じ温かい気持ち探し。ウォンバットはのんびりゆっくりだけど止まらない」
a0164204_11231395.jpg
a0164204_11231204.jpg
「進む季節に、優しい飼育係さんに導かれて止まらない」
a0164204_11231315.jpg
「私の夏の声探し、夢の中までずっと続く大切な声探し────」




   

by bon_soir | 2017-08-10 11:40 | 茶臼山動物園 | Comments(2)
優しいモモコに優しく傍で
茶臼山動物園で暮らすウォンバット、モモコ
a0164204_08341465.jpg
茶臼山動物園のウォンバットの家
あらかじめ決まっている日に、そしてまた突発的に、モモコと近くで会えるイベントが行われています
a0164204_08381849.jpg
a0164204_08381719.jpg
この日はちょうど突発的な方のイベントが行なわれました
・飼育係さんにお時間がある
・モモコが部屋の方で起きている
そんな日に行うことが多いそうなので運次第なところもあると思います
a0164204_08450912.jpg
そんなイベント中でのモモコ
最初、お部屋の入り口でごそごそと
a0164204_08465590.jpg
a0164204_08465547.jpg
そして飼育係さんがドアを開けると、モモコはゆっくりと外へ
a0164204_08495673.jpg
家の周りの通路を歩くウォンバット───
穏やかなウォンバット、モモコ
a0164204_08495681.jpg
モモコも外の景色を眺めたり、普段あまり来ない場所にいることが楽しそう
a0164204_08495755.jpg
お客さんの靴紐噛むのが好きっぽいモモコ
当然ながら靴は汚れてしまうので、それは自分で洗いましょう
a0164204_08535111.jpg
a0164204_08535015.jpg
外へ出てしまいそうになったので連れ戻されたモモコ
かわいらしくてしかたない
a0164204_08561445.jpg
a0164204_08561438.jpg
体重、大体30kgくらいとのこと
コモンウォンバットの平均的な感じでしょうか
手足の裏はぷにぷに
a0164204_08581423.jpg
外をまた眺めるモモコ
a0164204_09010634.jpg
人懐っこいというよりは、近くに知らない人がいても特に気にしないといった印象
a0164204_09010683.jpg
どうやら布っぽい物、紐っぽい物が好きそう
a0164204_09010537.jpg
汚れます
やっぱり自分で洗いましょう
a0164204_09034676.jpg
そんなこと、わかっていて許せる人、なんでも許せる優しい人、他なにかあっても自分の責任にできる人
モモコの傍にいさせてもらいましょう
a0164204_09010683.jpg
モモコの温かさ、モモコの優しさ感じることが出来たなら
きっともっと、もっともっとモモコのことが好きになる、はず
a0164204_09074883.jpg
この時のスミレ
a0164204_09092693.jpg
何も気にせず上の方で一人
a0164204_09092668.jpg
a0164204_09092665.jpg
階段降りて踊り場うろうろ
a0164204_09110258.jpg
a0164204_09110221.jpg
花壇的なところなのかなんなのか
壁際隙間に登るモモコ
a0164204_09115018.jpg
a0164204_09115014.jpg
隙間にある土の固まり
ぼりぼりと大きな音がする
a0164204_09114929.jpg
噛み砕くのが好きなよう
a0164204_09134712.jpg
a0164204_09134646.jpg
木の根っこなどを齧るだけあって、やっぱり顎の力はとても強い
a0164204_09153485.jpg
なんで土を齧るのかちょっとわからないけど、なんだか凄いね
a0164204_09153401.jpg
そんな時のスミレ
a0164204_09164554.jpg
盛ってもらった土の上でなんだかポーズ
急いで駆けて撮りました
a0164204_09164570.jpg
これは怒られたのかな……
a0164204_09164549.jpg
机の下、落ち着くのかな
a0164204_09220379.jpg
でもどうやら外へ出てみたそうなモモコ
a0164204_09184166.jpg
a0164204_09184134.jpg
好きあらば階段降りていく
みんなと一緒にね
a0164204_09184183.jpg
「初めて出ました」
という階段降りた外のこと
a0164204_09203485.jpg
知らない景色ばかり
楽しいね!
a0164204_09203384.jpg
連れ戻されつつ、ウォンバットのお話
足はどうしても上がっちゃうのかな
a0164204_09244638.jpg
a0164204_09244770.jpg
「ここがポッケ」
飼育係さんの楽しい説明
a0164204_09244782.jpg
ウォンバットは有袋類
ポッケのある女の子
a0164204_09273166.jpg
楽しいね、かわいいね
もっともっと、ずっとずっと好きになるね
頑張ってくれてありがとう
a0164204_09273079.jpg
モモコが疲れないうちにイベントは終わります
いつもやってるわけじゃない、長い時間やってるわけじゃない
モモコ次第、その日次第
a0164204_09334000.jpg
無理強いは駄目、絶対駄目
全てはモモコ次第、その日次第
モモコ、今日はありがとう
a0164204_09333904.jpg
そんな時のスミレ
盛り土の上でうとうと
a0164204_09310220.jpg
もうすぐ閉園の時間だね
部屋に戻らなくていいのかな
a0164204_09310266.jpg
なんだかまた静かに怒られた
そんなスミレ
a0164204_09310263.jpg
当たり前のようにずっと傍にいてくれるけど、きっと少し疲れているのかも
そんなモモコ
a0164204_09422888.jpg
スミレ、夕方ちょっと目を閉じた
a0164204_09393533.jpg
イベント終わって人またまばら
a0164204_09460205.jpg
モモコ今日はさようなら
a0164204_09472897.jpg
スミレも今日はさようなら
a0164204_09472787.jpg
モモコはお部屋へ
a0164204_09530254.jpg
もしこうしてモモコが傍に来てくれたなら
その時はどうか優しくしてあげてください
a0164204_09540407.jpg
難しいこと何も無い
ただ優しく、優しく優しくしてあげてください
a0164204_09540495.jpg
こんなに特別なことは無いのだから
日本でこの先、こんなに素敵なことはきっと無いことだから
モモコが本当に優しいウォンバットなだけだから
a0164204_09540374.jpg
動物園が笑顔で溢れるように───モモコは頑張ってくれています
支える人達も一生懸命頑張ってくれています

こんなに素晴らしい日が一日でも多くあるように
ウォンバットを、動物達を好きだと言う人が一人でも多く増え、愛情みんなに伝えられるように
a0164204_10045073.jpg
優しく優しく
なにより大切、なにより必要な───優しく優しく
貰った愛情、大きく増やして

優しく優しく───





      

by bon_soir | 2017-04-06 10:06 | 茶臼山動物園 | Comments(4)
モモコと最初はふきのとう

茶臼山動物園で暮らすウォンバット、モモコ
a0164204_12315569.jpg
たくさん積もっていた雪は溶け、出てきた地面はまだ何もなく土の色ばかり
a0164204_12341977.jpg
それでもどこかに確実に、そっと春の訪れ見えてくる
そんなウォンバット達の庭
a0164204_12342181.jpg
探せばきっと見つかる春のこと
みんなに季節の移り変わりをお知らせしていく小さな手がかり
a0164204_12341848.jpg
柔らかくてほっと優しい緑色
それは春の始まり、自然の色
a0164204_12410287.jpg
a0164204_12410365.jpg
晴れた日、日向はぽかぽか陽気
光と影と、その境い目はっきり紫外線
a0164204_12410535.jpg
モモコの背中に陽があたる
ゆっくり身体が温まればみんな少し眠くなる
a0164204_12450066.jpg
a0164204_12450281.jpg
少しして歩き出したモモコ
眠ってばかりはいられないと、爽やかぽかぽか気持ちも歩く午前中
a0164204_12445613.jpg
a0164204_12510272.jpg
スミレはスミレらしく隣でいつもの毛づくろい
a0164204_12522509.jpg
モモコもふと少しだけの毛づくろい
a0164204_12510085.jpg
a0164204_12505906.jpg
朝から大勢のお客さん
春の動物園はどこでも賑やか笑い声
a0164204_12540698.jpg
a0164204_12540875.jpg
モモコ、ガラスの向こうの春に気づく
みんなの服は色とりどりで可愛いものばかり
a0164204_12575060.jpg
a0164204_12575288.jpg
ぽかぽか陽気、明るく晴れて強めの太陽紫外線
冬がしてきた春の準備、今度は春がしていく夏の準備
a0164204_13035741.jpg
お花を咲かせて次の緑へ
そんないつもの春のこと
a0164204_13035995.jpg
庭の隅にふきのとう
最初の花はふきのとう
a0164204_13035502.jpg
匂いを嗅いでそっと触れ
春を感じたふきのとう
a0164204_13074719.jpg
a0164204_13074424.jpg
食べる食べない考えた
そんなかわいいふきのとう
a0164204_13074671.jpg
「雪が溶けるとすぐに春。私もスミレちゃんもそのことだけは知っている」
a0164204_13103151.jpg
a0164204_13103389.jpg
「土ばっかりに見えるこの地面。どこかに、ほんとはそこいらじゅうに春の手がかりあるんだよ」
a0164204_13102927.jpg
「スミレちゃんも探してる。きっとどこかに“スミレ”も咲きだしているのかもね」
a0164204_13155130.jpg
a0164204_13142578.jpg
「チャタロウさんのお庭が一番自然。眺めてみれば季節がわかる」
a0164204_13142217.jpg
「ほら、みんなにも見えるかな」
a0164204_13183632.jpg
「向こうにはたくさんのふきのとう。綺麗な緑が増えてってるね」
a0164204_13183410.jpg
a0164204_13183285.jpg
「春の色が見えるかな、春の香りはわかるかな───みんなに季節がわかるかな」
a0164204_13215211.jpg
a0164204_13215080.jpg
「必ず感じてもらえるはず、動物園で自然を眺めて必ず感じてくれるはず」
a0164204_13214844.jpg
「お散歩してれば私にはたくさん見えるから、たくさんたくさん見つかるから」
a0164204_13261090.jpg
a0164204_13261227.jpg
「春の始まり、どんなとこにもどこにでも───」
a0164204_13260893.jpg
「ほら、ここにも小さなふきのとうがいっぱいだよ」
a0164204_13300607.jpg
「かわいいね」
a0164204_13300423.jpg
a0164204_13300829.jpg
「食べてみようかどうしようか、もったいないかな美味しいのかな」
a0164204_13323034.jpg
「えいっ」
a0164204_13323220.jpg
a0164204_13322891.jpg
「ふきのとうはやわらかくていい匂い」
a0164204_13343632.jpg
a0164204_13343884.jpg
「でも、やっぱり食べちゃ駄目みたい」
a0164204_13343560.jpg
「もう食べるのはやめておこう……」
a0164204_13370690.jpg
「ふきのとうに悪いことしちゃったかも」
a0164204_13370822.jpg
「ふきのとう───ごめんね」
a0164204_13401764.jpg
a0164204_13370479.jpg
「なんかあくび出た。眠いのは春だからってわけじゃない───ウォンバットだからだよ」
a0164204_13401928.jpg
「スミレちゃんは珍しくお外で眠ってる」
a0164204_15050911.jpg
「お客さんは笑顔だね。動物達と一緒、春が来て暖かくなってなんだか楽しくて、みんなみんな笑顔だね」
a0164204_13401650.jpg
a0164204_13434460.jpg
「そう、優しい笑顔で動物達に会っていってね。みんな優しい動物達だから、そっと優しく会いに来てね」
a0164204_13434340.jpg
「愛情いっぱいあげるから、愛情いっぱいくださいね」
a0164204_13473717.jpg
a0164204_13473699.jpg
「それが楽しい動物園、それで幸せ動物園───みんな傍にいたいから、優しい声を聞かせてね」
a0164204_13473484.jpg
「約束だよ」
a0164204_13530293.jpg
儚く健気にウォンバット
そっと静かに、そっと暮らす
a0164204_13510072.jpg
a0164204_13505667.jpg
どこで会ってもみんな一緒
きっと野生でもただそっと
a0164204_13530457.jpg
a0164204_13505885.jpg
そっと暮らすウォンバット
a0164204_13530009.jpg
a0164204_13593275.jpg
ウォンバットの優しさに、動物達の優しさに一度気持ちが触れたなら、きっとみんな温かくなっていく
a0164204_13593335.jpg
a0164204_13593059.jpg
きっとみんな優しくなれる
純粋過ぎる動物達の優しさに、強さを感じる季節の移り変わりに触れたなら、きっとみんな優しくなれる
a0164204_14070129.jpg
a0164204_14065939.jpg
動物達の可愛らしさ、動物達の優しさを、ウォンバットはきっと教えてくれる
a0164204_14070269.jpg
優しい気持ちで会いに来たのなら、会って優しい気持ちになれたなら───
a0164204_14112283.jpg
モモコはきっと傍に来てくれる
a0164204_14111888.jpg
a0164204_14112071.jpg
優しい気持ちに向かって、優しい気持ちをたくさん持って
傍に傍に
a0164204_14134719.jpg
a0164204_14134960.jpg
モモコは優しい人の所へやって来る
a0164204_14134542.jpg
動物達はそっと静かに季節を眺めてる
a0164204_14181712.jpg
a0164204_14181498.jpg
同じようにそっと静かに、そして優しく動物達を眺めていれば
a0164204_14181936.jpg
a0164204_14181563.jpg
きっと傍へ───
動物達はそっと傍へ、みんなの傍へ来てくれる
a0164204_14220679.jpg
a0164204_14220124.jpg
間にガラスがあっても柵があっても、たとえ距離が少しあっても
───それでもきっとみんなの傍へ
a0164204_14260274.jpg
a0164204_14260542.jpg
動物達から愛情たくさん貰ったら、今度は動物達にそれ以上の愛情を───
a0164204_14260374.jpg
それできっと上手くいく
春夏秋冬、きらきらふんわり暖かい、そんな時間が過ぎていく
a0164204_14220299.jpg
日本で暮らす、日本で暮してきたウォンバットの中でも一番優しくて、一番人に寄り添っているのはモモコ
きっとモモコ
a0164204_14320740.jpg
そんなモモコに、貰える以上の愛情あげることができるのか
それはなかなか難しい
けどもし会いに行くのなら、もしもモモコに会えたなら───
a0164204_14420787.jpg
a0164204_14321042.jpg
優しさ伝えていくように、持ってる限りの愛情全部モモコにあげていかないと───
モモコもきっと笑わない
a0164204_14430035.jpg
優しく優しく、温かく
a0164204_14320913.jpg
優しい気持ち、動物達に───





   

by bon_soir | 2017-04-04 14:45 | 茶臼山動物園 | Comments(8)
モモコ
上野動物園で暮らすマレーグマ、モモコ
a0164204_13570718.jpg
a0164204_14412677.jpg
すごく久しぶりに会う上野動物園のマレーグマ
大好きなウメキチとフジの大好きなお母さん
a0164204_14020368.jpg
特になにも変わってない
そんなマレーグマの庭
a0164204_14022421.jpg
いつもどおり
おやつが置かれてく
a0164204_14033207.jpg
a0164204_14033323.jpg
a0164204_14033218.jpg
そっと出てきた、モモコ
a0164204_14052030.jpg
ここに手を入れる仕草
おやつを引っ張り出す、そんな光景
a0164204_14052112.jpg
a0164204_14052026.jpg
変わらないね
a0164204_14071841.jpg
a0164204_14071818.jpg
おやつはまだまだ置いてある
a0164204_14075556.jpg
早くしないと鳥達に持ってかれちゃうよ
a0164204_14075687.jpg
a0164204_14075511.jpg
どんな顔も、どんな仕草も
みんなモモコだね
a0164204_14115191.jpg
a0164204_14115012.jpg
☆☆☆☆☆あの頃から、そのずっと前から変わらない
ずっとかわいいモモコだね
a0164204_14115072.jpg
a0164204_14145571.jpg
バナナ
a0164204_14152908.jpg
a0164204_14152930.jpg
甘くて美味しいね
a0164204_14152996.jpg
下と上
a0164204_14165599.jpg
a0164204_14165511.jpg
美味しいね
a0164204_14165463.jpg
モモコはお母さん
子どもたちは遠くへ引っ越してしまったけれど、大丈夫
a0164204_14190050.jpg
いつまでたってもずっとみんなのお母さん
優しくてかわいい、マレーグマのお母さん
a0164204_14190195.jpg
a0164204_14190031.jpg
会いたくなったらモノレール
上野動物園にはモノレールがある
a0164204_14223680.jpg
a0164204_14244675.jpg
美味しいね!
a0164204_14244719.jpg
バナナが甘くて美味しいね
a0164204_14244608.jpg
a0164204_14260496.jpg
a0164204_14260352.jpg
やっぱりここは思い出の場所
きっとこれからもまた思い出ができる場所
a0164204_14313708.jpg
大好きなマレーグマ
a0164204_14313828.jpg
大好きな親子達
a0164204_14313814.jpg
a0164204_14340443.jpg
マレーグマは木に登る
a0164204_14340549.jpg
大人も子供も、みんな木に登る
a0164204_14340431.jpg
風に吹かれておやつを食べて、風に吹かれ見上げる青い空
a0164204_14353079.jpg
a0164204_14353031.jpg
a0164204_14363852.jpg
マレーグマ、だね
a0164204_14352900.jpg
上野動物園のマレーグマ、だね
a0164204_14382349.jpg
a0164204_14382389.jpg
a0164204_14382449.jpg
あの頃のことを今は懐かしく思うけど、いつかは今日のことが懐かしく感じられるかもしれないね
a0164204_14402555.jpg
a0164204_14402679.jpg
続いていくね
動物園はこれからもずっと続いていくね
a0164204_14402518.jpg
a0164204_14412666.jpg
あれ?
へんな寝相のモモコ
a0164204_14423122.jpg
a0164204_14423143.jpg
日向だもん、暖かいよね
a0164204_14423077.jpg
起きてる?
a0164204_14433167.jpg
眠っているよ
a0164204_14433075.jpg



   

by bon_soir | 2017-02-11 14:43 | 上野動物園 | Comments(0)
モモコはあなたの傍へ行くよ
茶臼山動物園で暮らすウォンバット、モモコ
a0164204_11300782.jpg
秋の静かな動物園
カサカサ、カサカサ
落ち葉を踏む音がする
a0164204_11300312.jpg
a0164204_11300083.jpg
モモコの散歩は朝から始まる
スミレが眠っていてもただ一人、そっと始める秋のお散歩
a0164204_11360206.jpg
昨日と同じ今日は無く、今日と同じ明日もない
春であれば、秋であればそれが本当によくわかる
a0164204_11360944.jpg
どこを眺めても、どこを見てもそう
変わる、毎日毎日少しずつ、時々急に変わる
a0164204_11360245.jpg
どんなことでも一緒
動物達の時間は動物園の時間と一緒に過ぎていく
かわいい瞳に映るもの、それは全部、毎日変わっている
a0164204_11411889.jpg
a0164204_11411674.jpg
「雪だよ、スミレちゃん───」
そうささやく日もきっとすぐにやって来る
夢の中のお話なんかじゃない、普通の話
a0164204_11411701.jpg
モモコとスミレ、ここは茶臼山動物園
二人とそこで聞こえる、そんな普通の話し声
a0164204_11482601.jpg
a0164204_11482593.jpg
a0164204_11482544.jpg
「朝、空を見上げると今日は曇り空だった」
a0164204_11491281.jpg
「今日は寒い秋の日、きっとそう」
a0164204_12170351.jpg
a0164204_12170334.jpg
「私はウォンバット、木には登れない」
a0164204_12170233.jpg
「そのかわりに穴を掘ることが出来る」
a0164204_12203924.jpg
a0164204_12204095.jpg
「良かった。トンネルは崩れてない」
a0164204_12203835.jpg
「秋の風は夏の暑さをそっとどこかに持っていく、身体を撫でるそんな風」
a0164204_12225462.jpg
「冬の風は身体を固めようとする少し硬い風」
a0164204_12225563.jpg
a0164204_12270120.jpg
「今吹いてる風はその中間、きっとそう」
a0164204_12270281.jpg
「あと少し、あと少しで動物園に冬が来る」
a0164204_12265976.jpg
「誰かの声が聞こえる」
a0164204_12292703.jpg

「誰かが私を眺めてる」
a0164204_12292821.jpg
「お客さんだ───」
a0164204_12350935.jpg
「そっと静かに見てる人、動物達を好きな人、あったかくて優しい人」
a0164204_12362250.jpg
「そんな人の所へ、そんなあなたの傍へ私は行くよ」
a0164204_12362327.jpg
「私は人が好きだから、私達のことを好きな人の傍へ、あなたの傍へ私は行くよ」
a0164204_12362292.jpg
a0164204_12395527.jpg
「今日は会いにきてくれてありがとう」
a0164204_12395520.jpg
「スミレの声だ」
a0164204_12442706.jpg
a0164204_12442406.jpg
「また飼育係さんを怒鳴ってる」
a0164204_12442347.jpg
a0164204_12442589.jpg
「本当は優しいのに、すぐに怒るんだもんな」
a0164204_12473750.jpg
a0164204_12473752.jpg
「穴でも掘ってよう、それがいい」
a0164204_12473617.jpg
「ウォンバットは木には登れない。だけど穴を掘ることが出来る───」
a0164204_12501579.jpg
「そう言って旅をしたウォンバットがいるって聞いた」
a0164204_12501447.jpg
「私もそんな旅が出来るように、いつかスミレと一緒に旅が出来るように───」
a0164204_12501487.jpg
a0164204_12534626.jpg
「私は穴を掘る」
a0164204_12534409.jpg
「楽しい旅に出来るように───こんな気持、あなたならわかってくれるでしょう」
a0164204_12534614.jpg
a0164204_12585473.jpg
「目をつむれば小さな音まで聞こえてくる、誰かささやく声も聞こえてくる」
a0164204_12581346.jpg
a0164204_12581305.jpg
「そしてそのまま夢の中」
a0164204_13012565.jpg
a0164204_13041068.jpg
「夢の中でも旅をする、夢の中でもあなたに会える」
a0164204_12581218.jpg
「優しいあなたのすぐ傍へ、そっと微笑むあなたの傍へ」
a0164204_13062356.jpg
「そう、木枯らし吹いてもあったかい、そんな気持ちの中へ私は行くよ」
a0164204_13062296.jpg
「何かを届けられるように、何かをかわりに貰えるように」
a0164204_13092089.jpg
「傍へ行くよ」
a0164204_13092167.jpg
「動物園でも夢の中でも───あなたの傍へ行くよ」
a0164204_13123886.jpg
a0164204_13123859.jpg
「優しい気持ちのあなたの傍へ───ウォンバットは行くよ」
a0164204_13123796.jpg
a0164204_13154546.jpg
優しい気持ちでそっと繋がること
それが動物達の時間の中で過ごすこと
a0164204_13230565.jpg
a0164204_13230422.jpg



   

by bon_soir | 2016-11-19 13:23 | 茶臼山動物園 | Comments(6)
モモコ
茶臼山動物園で暮らすウォンバット、モモコ
a0164204_06442221.jpg
前にあった時のモモコは臼で眠る穏やかなのんびりウォンバット
a0164204_06454961.jpg
でもいつのまにか臼は無くなり、そしていつの頃からかモモコは活発なウォンバットらしいウォンバットになりました
a0164204_06473504.jpg
それはオーストラリアで暮らす野生のウォンバット、そして暮らす山々が目の前に見えてくるような、そんな素敵な動物園での光景
a0164204_06492643.jpg
モモコの暮らす庭
スミレちゃんの庭と同じく春と初夏の緑色に溢れ、どこか自然の柔らかさを感じるような最高の庭
a0164204_06502072.jpg
朝、隣のスミレちゃんと一緒に眠っているモモコ
a0164204_06522252.jpg
庭では朝の風に吹かれ、そっと揺れたヒメジョオン
a0164204_06531251.jpg
モモコが起きてくるのをそっと待つ
手招きでもするように、挨拶をするように
風に揺れてそっと待つ
a0164204_06570421.jpg
みんなが待ってる
ウォンバットが起きるのを
モモコが起きてくるのを、みんなが待っている
a0164204_07324469.jpg
a0164204_07330030.jpg
モモコ、目を覚ます
a0164204_07333694.jpg
一番近くで咲いていたヒメジョオンと話をする
「おはよう。今日の天気はどうだろう?」
a0164204_07340891.jpg
小さな声で答えるヒメジョオンにそっと耳を傾ける
a0164204_07354380.jpg
「そう、今日もいい天気なんだね」

木漏れ日と緑色に囲まれたモモコ
ゆっくりと歩くお散歩の始まり
a0164204_07374249.jpg
金網越しのスミレのことを眺め、「おはよう」といつもの挨拶
a0164204_07390534.jpg
モモコの一日はこうして始まる
いつもこうして、植物とスミレに挨拶をして始まる
a0164204_07401612.jpg
「おはよう」
a0164204_10154916.jpg
「おはよう」
a0164204_10163935.jpg
モモコが小さな声で話しかければ、小さな声で返事が返ってくる
ずっと暮らしてきた庭のこと、モモコはなんでも知っている毎日暮らした庭のこと
a0164204_10184925.jpg
春の花、夏の花
みんなと会えるのは一年の間でほんの少し
a0164204_10285996.jpg
また来年、また1年後
後悔はしたくない、見て会って──話しかける
a0164204_10313098.jpg
大切なことを欠かさない
モモコはきっと欠かさない
a0164204_10315959.jpg
a0164204_10331463.jpg
モモコが始めたこと
それは穴を掘ること
a0164204_10340485.jpg
a0164204_10344970.jpg
『ウォンバットは穴を掘ることができる』
その大切なことを始めたウォンバット、モモコ
a0164204_10352366.jpg
のんびりウォンバットだと思っていたのは間違い
すごい勢いで穴を掘り、その穴はどんどん深く先へと続いていく
a0164204_10365099.jpg
モモコは“トンネル”を掘っていく
a0164204_10382951.jpg
そう、日本中の誰よりもウォンバットらしく穴を掘る
a0164204_10395032.jpg
ウォンバットらしく、モモコらしく
茶臼山動物園でモモコはこうして暮らしてる
a0164204_10412941.jpg
a0164204_10423984.jpg
穴はトンネルへと変わる
それはあっという間
a0164204_10440914.jpg
モモコの身体が全部入るようになるその時
穴はトンネルへと変わる
a0164204_10453027.jpg
『ウォンバットは穴を掘ることができる』
a0164204_10462010.jpg
そう、それは本当に大切で素敵なこと
a0164204_10485987.jpg
a0164204_10495951.jpg
6年前、前にあった時よりもずっとずっと魅力的
a0164204_10504405.jpg
それがモモコ
a0164204_10522728.jpg
6年前、前にあった時よりもずっとずっとウォンバット
a0164204_10541001.jpg
それがモモコ
a0164204_10551008.jpg
緑の匂いに誘われる
緑の光が誘ってる
a0164204_10570740.jpg
a0164204_10583726.jpg
それが楽しい季節、春
a0164204_10593081.jpg
a0164204_11002927.jpg
大好きなお花、大好きな草
埋もれて囲まれて、今とても幸せ
a0164204_11012050.jpg
モモコの庭は今、柔らかい
モモコの庭は今、気持ちがいい
a0164204_11024065.jpg
夢を見るための準備
その準備には事欠かない
a0164204_11034553.jpg
きっと長く、きっと気持ちよく
きっと楽しく夢を見る
a0164204_11045800.jpg
春から夏へと変わる時期
一年で一番透明な光が降り注ぐ
a0164204_11072804.jpg
モモコの身体に光と影を乗せ、毎日毎日少しずつ
季節を進ませ一年を作っていく
a0164204_11110852.jpg
大好きなヒメジョオンの花も光に輝き風に揺れ、モモコを誘い話しかける
a0164204_11135653.jpg
a0164204_11125112.jpg
まだ風が気持ちいい
爽やかな朝、そんな日の風が気持ちいい
a0164204_11144471.jpg
a0164204_11160971.jpg
モモコはかわいいおばあちゃん
モモコはかわいいウォンバット
a0164204_11172078.jpg
a0164204_11175200.jpg
写真を見ればわかること、会えばもっとわかること
ウォンバットのこと、モモコのこと
a0164204_11210089.jpg
a0164204_11214901.jpg
まだ見たことがないオーストラリアの自然のこと
動物園で広げたような世界地図
ウォンバットの後ろに見えますか? みんなの後ろに見えますか?
a0164204_11224938.jpg
a0164204_11244300.jpg
ウォンバットはかわいい
a0164204_11253964.jpg
かわいいからこそ見たくなる動物園で広げる世界地図
それはきっと何よりも大切な、素敵な物
a0164204_11273819.jpg
小さな声がまた聞こえてくるよ
a0164204_11292802.jpg
耳をすませばまた聞こえてくるよ
a0164204_11300980.jpg
a0164204_11285855.jpg
傍にいる誰かの声が聞こえてくるよ
a0164204_11304392.jpg
a0164204_11312015.jpg
雨上がりのお客さんの小さな声が聞こえてくるよ
a0164204_11322655.jpg
「そろそろ眠る時間じゃないのかい?」
そんな声が聞こえてくるよ
a0164204_11325046.jpg

モモコはもう一度庭をくまなく散歩して
a0164204_11334675.jpg
a0164204_11343451.jpg
夢を見るための準備の仕上げをしています
a0164204_11353931.jpg
a0164204_11362555.jpg
今日の夢はどんな夢
今日見る夢はどんな夢
a0164204_11372014.jpg
a0164204_11381193.jpg
一度お部屋でご飯を食べる
一口、二口と少しだけ
a0164204_11384595.jpg
また外へ出て向かうのはモモコが掘った大きくて深い穴
a0164204_11394689.jpg
a0164204_11403522.jpg
a0164204_11412697.jpg
お昼を過ぎた動物園
モモコは穴へと入ります
a0164204_11415193.jpg
モモコの顔が見えますか
a0164204_11425852.jpg
モモコの瞳が見えますか
a0164204_11424230.jpg
おやすみ、モモコ
こうしてウォンバットは暮らしてる
オーストラリアの山の中、こうしてウォンバットは暮らしてる
a0164204_11451257.jpg
a0164204_11444096.jpg
今日の夢はどんな夢
a0164204_11454736.jpg
a0164204_11461660.jpg
今日見る夢はどんな夢
a0164204_11472035.jpg
a0164204_11474982.jpg
モモコ、今日はさようなら
a0164204_11483464.jpg
大好きなウォンバット達
また会う日がやって来るまで、今日はさようなら
a0164204_11491014.jpg
a0164204_11501765.jpg
大好きなモモコ、今日はさようなら



   

by bon_soir | 2016-05-22 11:51 | 茶臼山動物園 | Comments(6)
マレーグマ、モモコ
上野動物園で暮らすマレーグマ、キョウコ
a0164204_01041510.jpg
フジが引っ越してほぼ1年
モモコが上野動物園のモノレールでフジを追いかけたあの日から、もう1年
a0164204_01052578.jpg
あの日から何も言わず、普段どおり暮らし続けたモモコをキョウコさんはいつも、そっと見ていました
a0164204_01101608.jpg
a0164204_01110409.jpg
その間のキョウコさんもちろん何も言いません
ただ静かに優しく見守ってきました

しかたのないこととはいえ、子どもが引っ越してしまうのはとても寂しく、辛いことだから
a0164204_01143393.jpg
今すぐにでも、何度でも別れた子供達に会いに行きたい気持ちを、そんな気持ちを今はこらえるそんなモモコのことがわかるから
a0164204_01144846.jpg

何も言わず、涙をこらえ日々を暮らす
そんなモモコの気持ちがよくわかるから
a0164204_01163691.jpg
ただそっと見守って来ました
a0164204_01191793.jpg
ある日、キョウコさんはモモコに言いました
「そろそろ会いに行ってあげたらどうですか?ウメキチもフジもきっとモモコさんに会いたいと思っていますよ」
a0164204_01221024.jpg
「ありがとう、キョウコさん。でも今はまだ会いに行くことが出来ません」
a0164204_01235965.jpg
「勝手だけど決めたんです。何かあの二人に特別に嬉しいことがない限り、特別な幸せなことがない限り、私はモノレールには乗りません」
a0164204_01272394.jpg
「夏の前にはウメキチのことを思い出す。そして秋が来ればフジのことを思い出す」
a0164204_01292679.jpg
「確か、フジと二人でウメキチに会いに行ったのも秋、こんな秋の日のこと」
a0164204_01344512.jpg
「夏の前には、秋が来ればあのときのことを思い出す――って考えてはいたけれど、実際は違いました」
a0164204_01365623.jpg
「思い出そうとしなくても、ただ毎日、いつでも二人のことを考えずにはいられなかった」
a0164204_01391521.jpg
「1年前の秋が悲しく終わり、冬、春、そして夏が過ぎ、また秋になりました」
a0164204_01404734.jpg
「モノレールに乗ればすぐ二人には会いに行けます。だからまだ会いに行っては行けない気がします」
a0164204_01431050.jpg
「あの二人は男の子、男のマレーグマ」
a0164204_01435824.jpg
「それぞれ悩みはあるんだろうと思います。でも色々なことを乗り越えて欲しいんです」
a0164204_01451073.jpg
「だからまだ二人に会いには行きません、まだモノレールには乗りません」
a0164204_01491351.jpg
「嬉しいこと、幸せなことを聞きにみんなで行けるその日まで、私はモノレールには乗りません」
a0164204_01510386.jpg
「そう、その日が来たらお父さんと、そしてキョウコさんも一緒に会いに行きましょう」
a0164204_01521483.jpg
「みんなで一緒に上野動物園のモノレールに乗りましょう。ウメキチとフジの所へ、そして色々な景色を眺めにモノレールに乗りましょう」
a0164204_01425726.jpg
a0164204_01531089.jpg
「あの運転手さんは今どうしてますかね」
a0164204_01533398.jpg
「今夜も誰か、楽しそうに笑う動物達を乗せて、あの静かなモノレールを走らせているのでしょうか」
a0164204_01561427.jpg
「ええ、きっと。きっと大好きなモノレールを走らせているでしょう。どこかに向かって静かに小さな声で何かをつぶやいて、自分も旅を楽しんで、走らせているでしょう」
a0164204_01593131.jpg
a0164204_02105355.jpg



「上野動物園にはモノレールがあります。毎日毎日大勢のお客さんを乗せてモノレールは走ります。東園と西園を何度も何度も往復してモノレールは走ります」
a0164204_01581015.jpg
「モノレールに乗ったお客さんはみんな楽しそうに笑っています。きっとそれはこれからもずっと、ずっと変わりません」
a0164204_02030214.jpg
「ただ一つ、お客さんが知らないことがあります。そのことは飼育係さんも知らない内緒のこと」
a0164204_02034760.jpg
「上野動物園のモノレールは動物達を乗せて走る日があります」
a0164204_02042768.jpg
「一日と一日の間、動物達だけの特別な一日、動物達の素敵な旅の日」
a0164204_02053149.jpg
「上野動物園のモノレールは動物達を乗せ、どこまでも走っていきます」
a0164204_02054505.jpg
「運転手は猿。凄くて不思議な力を持った、名前もわからない優しい猿です」


      

by bon_soir | 2015-11-18 02:11 | 上野動物園 | Comments(10)