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ミンミン
ズーラシアで暮らすモウコノロバ、ミンミン
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春はもやもや曇りが多い
ミンミンの気分もどうもすっきりしない様子
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歩みはゆっくり
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耳はぺったり
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いつものように傍にきてくれても
なんだかこんなふう
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柵であごの裏を掻くいつものやつ
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きっと春の一つ
春の気だるさ
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いつものご飯
あらかた食べ終わった後っぽい
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ご飯もゆっくり
気だるいね
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のろくて重い、なんだかそんな空
また雨が降るかもしれないね
いつもそう考える、春の日、曇りの日
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冬の雨よりいいけれど、雨ばっかりじゃつまらない
曇り空から雨空か、曇り空から青空か
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すっきりしないこんな春の日
少しゆっくり
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ミンミンはまた人の傍
春夏秋冬それぞれのミンミン、いつものミンミン、
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今は春
いつものミンミン、春のミンミン
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by bon_soir | 2017-03-31 10:00 | ズーラシア | Comments(4)
春のネコ
ズーラシアで暮らすツシマヤマネコ、いっちゃん
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手がかわいいねと、いっちゃん
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ズーラシアの日本の山里
晴れたらぽかぽか春模様
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しばらく眺めた裏の方
物音したりしてるわけじゃないけど、何か気にしてじっと
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手がかわいいねと、いっちゃん
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ちょっとだけ爪とぎした
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右から左
左からまた右に、ちょっとだけ
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爪研ぎ終えていつもの散歩
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春だもんね
人が動きやすければきっとネコ達も、きっとね
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気持ちがいいね
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「ネコだ」
みんなに言われるいっちゃん
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「ネコだよ」
いっちゃんきっとそう答えてる
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いっちゃん、さっさすたすた歩いて春の中
ときおり止まって春のネコ
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辺りを気にする春のネコ
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by bon_soir | 2017-03-29 19:00 | ズーラシア | Comments(0)
かわいいままのアグア
金沢動物園で暮らすベアードバク、アグア
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寒いの苦手、やっぱり暖かい方がいい
でも今年は寒くてもよく庭へ出てきていたアグア 春になっても暮しはあまり変わらない
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伸びてきた草を探すようになっただけ
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探せば生えてる伸びてきてる
きっとそのうち道草できる
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雨が降るたび草は伸び、陽射しがあるたび花の蕾膨らむ
春だからね
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アグア、春が来ても冬のときでも変わらない
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そう、アグアは昔からかわいい
かわいいままのアグア
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道草にはまだ早い
お腹が減れば吊るしてくれた枝葉を食べる
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枝までポキポキ
美味しく食べる
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美味しいね!
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食べてるときも、どんなときでもかわいい
かわいいままのアグア
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みんなが大好き、かわいいまま
かわいいまま、いつだってかわいいまま
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ベアードバクはかわいいまま
いつ会っても、いつでもいつでも
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そう、アグアはいつでもかわいい
かわいいままのベアードバク、アグア
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散歩の横顔少し真面目
そろそろ部屋へ戻る時間
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手がかわいい
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てくてくてくてく
手がかわいい

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春が来ても夏が来ても
年末が来ても、そのまま来年になっても
いつだってアグアはかわいいまま
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かわいいままのアグア


アサミちゃんもかわいいね
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by bon_soir | 2017-03-29 08:10 | 金沢動物園 | Comments(4)
進む春とロッキーマウンテン
金沢動物園で暮らすプロングホーン、ブッチ
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この日、ブッチは中庭で過ごす
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空はどこかぼんやり春の曇
なんだか静かなアメリカ区、小さなロッキーマウンテン
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ただ春は進む
一昨日と昨日は違ってる
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ブッチ、そこから春が見えますか?
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スミレが咲いたよ
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ヒヤシンスが咲いたよ
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ブッチを見守るペンケさんとシーアイア
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ブッチ、そこから春が見えますか?
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ムスカリ咲いたよ
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こんな所に菜の花咲いたよ
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ペンケさんとシーアイア
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チューリップはますます伸びてかわいい予感
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ブッチ、階段の所に小さなたんぽぽ一輪咲いた
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ペンケさんがブッチのことを見下ろして、春には春の花咲いて
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今、アメリカ区は春の中
春の風が吹き抜け、冬はもう遠くの方へととっくのうちに置いてきた
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ブッチとペンケは春の中
ブッチとペンケ、それぞれ過ごす春の中
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もうこのまま春が続けばいいね
きっとそれでいいね



   

by bon_soir | 2017-03-28 14:00 | 金沢動物園 | Comments(8)
まだ小さなシマウマ
ズーラシア、アフリカのサバンナで暮らすグラントシマウマ、ラン
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去年の11月28日生まれ
まだ小さい
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エランドの子供達はいつのまにか本当に大きくなっていた
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角も立派になってきているね
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そんなアフリカのサバンナ
賑やかな一日
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なんだか大勢写ってる
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シマウマのランは女の子
なんだかかわいい女の子
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この日はとても落ち着いて、走らないでてくてく散歩
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お母さんかな?
のんびり寄り添ったり、遠くまでお散歩に出かけたり
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ランにとってのアフリカのサバンナはまだまだ広い
かなり広い
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まだ見てない場所あるのかな
まだ知らない景色はあるのかな
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ランはまだ春も夏も知らない
きっと秋のこと覚えてない
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どんなことでもこれからこれから
楽しいことも嬉しいことも
みんな全部これからこれから
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これからこれから



    

by bon_soir | 2017-03-28 07:53 | ズーラシア | Comments(0)
チーター
ズーラシアで暮らすチーター、多分ジルコ、かな
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違っていたらごめんなさい
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晴れた春の日、アフリカのサバンナ
外にサハラがいない日
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いつものガラス面
みんなが見ていくすぐ側のチーター
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なんだかねむねむ
ちょっと眠そう
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大丈夫とのことです
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さっと立ったらてくてくっとお散歩
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風が強くて木はざわざわ
今、ここアフリカのサバンナは風景ばかりあわててる
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動物達はみんなのんびり
のんびりのんびりお散歩
のんびり
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音を立てずにすぐ近く
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今日は晴れ、例えば曇り、例えば雨
君達はどれがいい、君達はどれが好き───
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あくびかな
春は眠くてあくびかな
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歩く歩く春の庭
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伸びる伸びてる春の草
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地面が変わる、木が変わる
いつのまにか景色は変る
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風も変わって春から夏へ
今はまだ春の途中
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花もまだまだ咲いてない
花もまだ春の途中、もっともっと大きく伸びて花が咲く
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今日はサバンナにサハラはいないよ
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どこにいる、チーターのサハラはどこにいる
今きっとお部屋にいる
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風にのって動物達の匂いがしてくるね
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どこからなのか動物達の匂いが流れていくね
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さささっと駆けて向かう先
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庭にある木
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なんか好き
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のんびり歩いてみたり、凄いスピードで走ってみたり
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楽しいね!
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サバンナには今誰がいる
静かな動物達が何頭も何頭も
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遠くを眺め近くを見つめ
チーター達の春はまだまだ途中
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by bon_soir | 2017-03-27 08:50 | ズーラシア | Comments(0)
また会える、そんな鳥達
鳥インフルエンザのことで外へ出てこれなかった金沢動物園の鳥達
寂しかった会えない日々の終わり
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タンチョウの、タイラ
奥の部屋の中で過ごした日々は終わり
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タイラはやっぱり池が好き
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飲んだのか、何か食べたのか
なんだか楽しそう
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タイラがそこにいてくれなければただの寂しい小さな池と小さな庭
部屋の中だけで暮した毎日、タイラは何を思ったのか
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「おかしいな?」
とか思ったのか、それはわからない
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話せれば説明してあげられたけれど、それは叶わぬ人と動物
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病気は怖い
説明できたら良かったのに
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そうなんだよ、タイラ
またこうして外へ出られて良かったと、鳥達みんな思うだけ
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人間だって良かったと思うだけ
本当に良かったと、ふと思うだけ
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金沢動物園で暮らすタンチョウ、タイラ
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フクロウ
フーちゃん、かな?
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きょろきょろ
戻ってきたら辺りはすっかり春の気配
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隣のチョウゲンボウが心配だね
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ワライカワセミ、みんなにも久しぶり
笑い声しか聞こえてこない毎日は終わってた
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そこに姿が見えないとやっぱり寂しい寂しいオセアニア休憩所
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とりあえず、本当に良かった
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モモイロペリカン、ワカメと
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モモ
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なかよしトンネル抜けてきて、一番最初に会えていた
そんなワカメとモモ
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閉園前
こうして歩いて帰るかわいいところ、何回見てもかわいいところ
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また明日、また明日
また明日ねと帰る姿
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てくてくてくてく
ぱたぱたと歩いて帰るワカメとモモ
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動物園に行けば会える
傍にいてくれているというのはあたり前のことじゃない
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いつまたあえなくなるか、それはわからない
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そんな儚く健気な動物達
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またね、また今度ね
もう何もないように、怖いことなんか無いように
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またね、また今度ね
今日はさようなら、と───
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by bon_soir | 2017-03-26 12:45 | 金沢動物園 | Comments(4)
ローラと静かな朝
金沢動物園で暮らすクロサイ、ローラ
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少し寒い曇り空
今年も本当によく咲いた
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ローラと少し残る水たまり
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ぐちゃっと鼻を
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するとこうなる
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泥付きローラ
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ローラとしてはどうでしょう
この水たまりはどうでしょう
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もう一度確認
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大丈夫かな
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ローラはクロサイ
泥んこ大好き
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ごろりと横にいつもどおり
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少し外れたかもね
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身体にちゃんと付かなかった泥
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今度は反対側
場所的にけっこう良さそう
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楽しいね!
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ごろごろごろごろ
実に気持ちがいい
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かわいいローラ
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まだほとんどお客さんのいない朝のこと
進む季節アフリカ区
黄色が綺麗な春のこと
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こうしてローラは泥だらけ
いつもこうしてかわいらしく泥だらけ
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朝から泥んこ泥遊び
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ごろごろごろごろ泥遊び
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ローラはすっかり泥んこ泥だらけ
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ロンに見せにいく
泥んこローラは見せにいく
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いつもこうして暮らしてる
ロンとローラが暮らしてる
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春のお天気気まぐれで、少しすれば青い空
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ぽかぽかっとお昼寝ローラ
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そっとお昼寝、春の午後
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一日一日春は進む
陽射しが先に夏になる
そろそろ帽子が必要な、そんな春の金沢動物園
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のんびりだったり賑やかだったり
そんな春の金沢動物園
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お花はこれから次々と、咲いて続く春の金沢動物園



   

by bon_soir | 2017-03-25 07:00 | 金沢動物園 | Comments(4)
いつもより近いような、そんなルビー
金沢動物園で暮らすカンガルー、ルビー
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3月18日で10歳
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ルビーの誕生日は春の初めってことになる
気の早い花が咲き、次の花が咲く準備が進む
そんなルビーの誕生日
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一人でいたルビーに近づいてきた子
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少しの間、ルビーと一緒
きっと「お誕生日おめでとう」
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この日のルビー
けっこうそっけない
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せっかく傍へ来たのにどこかへ跳ねて、ルビーはまた一人
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まわりはがやがや
賑やかカンガルー
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この日の朝は一人のルビー
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誰も乗らない台の下
そっと静かに人を見る、名前の由来の綺麗な瞳
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そこへまた
賑やか、小さなお客さんが大勢来たよ
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いつも優しいルビーだけれど、指を口に近づけたらちょっと駄目
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近くてかわいい、とっても楽しい
でも指を口の側にはちょっと駄目
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いつも賑やかカンガルー
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ポッケの動物カンガルー
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小さなあかちゃん、ポッケの中
温かくて柔らかくって、どんな場所より心地良い
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小さな赤ちゃん、大きくなってもみんな大好き
それが幸せ
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知りたいことはポッケで過ごす赤ちゃんの気持ち
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ルビーとくつろぐ閉園前
毛皮は柔らか、身体はほんのり温かい
どこにいても目立つ姿
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一緒に暮らすみんなが知ってる
そんなルビーのこと




   

by bon_soir | 2017-03-24 07:00 | 金沢動物園 | Comments(5)
イコロが見た北極星、デアが見ていた北極星
上野動物園で暮らすホッキョクグマ、イコロ
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このお話は前回→☆☆☆☆☆の続きになります
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エミューに見送られ上野動物園を出発したモノレールは星空の中に吸い込まれ滑るように走り続け、
そして今度は北極圏、月に照らされぼんやり輝く氷の大地に引き寄せられるように降りていく。
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運転手の猿はいつまでも静かに上野動物園のモノレールを走らせ、動物園を出発してからもあまり話はしなかった。
走り出してから一言二言ほど話し、そしてさっき『北極点の近くまで来ました───』と言ったっきり、また黙っていた。
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上野動物園のモノレールはスピードを落として地面のすぐ上を走っていた。
ときおり雪のような氷の粒が舞い上がるのが見える。
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───どこまでいくんだろう
星空の中を抜け出してからだいぶ時間が経った気がした僕は、運転手の猿に小さな声で訊く───運転手の猿はうるさいのが嫌いなんだ。

「あとどれくらいかかるんだい?」
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その声を聞いた運転手の猿は運転席の前の窓をちらりと上目遣いで見た。
きっと僕の顔が映っているんだろう。
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「そうですね、ではこの辺りにしましょうか───」

そう小さな声で一言言うと、上野動物園のモノレールは更にスピードを落とし、そして氷の大地の上にそっと停まった。
静かに動いていたモノレールのモーターの音が止まり、そっとドアが開く。
「さあ、着きましたよ」と、運転手の猿は僕の方に振り返る。
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ドアの外へ出た僕はまず最初に夜空を見上げた。
普段見る夜空とは何もかもが違う、僕一人を包み込むような力強い星空が広がっている。
「あぁ、凄いや───」
僕の口からふいに言葉が出る。
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傍で僕を見つめる運転手の猿の顔は少し微笑んでいる。
「どうかしたのかい?」と僕が聞くと、
「みんな同じ、だなと思いましてね」と、星空を見上げて言った。
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「ここへ来た、またはこんな星空を見た動物達はみんなイコロ君と同じような顔をして、同じようなことを言うものです。運転している間、ずっと考えていたんです───イコロ君はどんな顔してなんていうかなって、てね」
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「そうしたら想像通りの感じでイコロ君は星空を見上げた。それが少し可笑しかった、ってだけのことです」
運転手の猿は今までで一番楽しそうだ。
少し照れくさかった僕は少し慌て、少し早口で訊いた。
「北極点、北極点はどこなんだい?僕は北極点に行くためにモノレールに乗ったんだ」
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「実を言うと、北極点まではまだもう少しかかります。まだ見えているわけじゃありません」
あいかわらずの小さな声で運転手の猿は話す。顔はもう笑ってはいないように見える。
「またモノレールに乗れってことかい?」
僕は戸惑いを隠すように、なるべくゆっくり、なるべく静かに一言また訊いた。

運転手の猿はゆっくりと首を横に振り、指差しながらまた小さな声で話し始めた。
「向こうの方角です。ここから先はイコロ君、自分で歩いて一人で行きなさい。考えていた、モノレールを走らせながらずっと考えていたんです。なにも、星空を見上げた時のイコロ君の顔のことだけ考えていたわけじゃありません」
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「自分で、自分で歩く───」
運転手の猿が指差す方を僕はじっと見つめたけど何かが見えるわけじゃない。ただ氷の大地がどこまでも広がっている。
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「───いいですか」
運転手の猿はそう切りだし、静かに話を始めた。

「もう動物園からはずっと遠い所に私達はいるんです。モノレールを走らせれば北極点まではすぐに着きます。ただ、さっきも言ったとおり私は考えていた。イコロ君にとって一番いい形で北極点まで行くことということは、それはどんなことなのか、ってことをね。考えた結果が最後は自分で歩いて行く、っていうことなんです」

風も無い北極圏、たくさんの星はそれぞれがそれぞれに瞬くけど、当たり前のように音がするわけじゃない。
静かな静かな北極圏に運転手の猿の小さな声だけが聞こえている。

「少しの距離でも自分で歩き、一人でたどり着く。ただ誰かに連れられて行ってきたってだけじゃない、ということ。それだけでも意味があるでしょう。特にイコロ君、君は男のホッキョクグマだ。旅には冒険、素敵なことです。大丈夫だとは思いますが万が一迷いそうになってもその時は───きっと君を誰かが導いてくれることでしょう」
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───北極点に向かって長い時間、もう何時間も僕は歩いていた。
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ユキオさんの代わりになろうとなんて思っていない、僕が上野動物園のホッキョクグマだとと胸を張って言える日なんていつ来るのかわからない。
けどデアと一緒に暮らしたい、暮していきたい。勝手だけれどデアの傍でデアを支えていきたいと思っていた僕には迷いがなかった。
「きっと何かを感じることができるでしょう───」と運転手の猿は言った。
僕はもっとたくましく、立派な大人になりたい。

───そう、一人で北極点にたどり着く
大好きなデアの顔を思い浮かべれば大丈夫、簡単だ
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「日本も北極圏も今は冬の始まり、特に北極圏の夜は驚くほど長い。だから時間がかかってしまっても大丈夫」と、運転手の猿は教えてくれた。
だから最後まで頑張りなさいという、そんな小さな声のメッセージだ。
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───デアは今頃どうしているんだろう。
いつものようにデアの北極星を窓から探し眺めているのだろうか、それとももう夢の中へと入っていったのだろうか───
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ユキオさんのことを今日も思い出し、そっと涙を溢しているのだろうか───
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それとも、今部屋にいない僕のことを少しでも思ってくれてはいるのだろうか───
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圧倒的な数の星にも慣れてきた僕は、その星空を眺め考え出していた。
「そうだ、北極星ってどれだろう───」
一人でいる時、考えていることはふいに声になる。
でも今はまず先に北極点に行くことだけを考えなくてはいけないのかもしれない───そう、北の果てまでの冒険中だ。緊張感が無ければ僕自身の強さはきっと生まれない。
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夜は長く昼が短いと言っても少しずつ空は明るくなりだしていた。
もうどれだけ歩いたんだろう、僕はまだ北極点にたどり着かないことに少し焦りを感じ出していた。
早くたどり着かないと星も見えなくなってしまうかもしれない。北極星を見ることが出来なければここまで来た意味が無くなってしまいそうだ。

北の果てで世界中で一番大きな北極星を見る───それがこの旅の目的だ。
運転手の猿は元の場所で待っている、今僕は北極圏に一人、ただ一人歩くホッキョクグマだ。
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寂しくなるとデアの顔が頭に浮かぶ。
デアだけじゃない、お母さんやキロル、みんなの顔が次々に思い出されていく。
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「みんな、元気かな」
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流れ星が続けて輝き、明るくなりだした夜空へと次々に消えていく。
流れ星は見る方向見る方向で輝き流れている時もあれば、何故かなかなか目に入らない時もある。
星空の動きが止まり静かさがふと僕を包んだ瞬間、僕はやっぱり不安になった。
「星ばかり眺めすぎたのか───道に迷ったのかもしれない」
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「緊張感を───」と考えていたはずなのに、すぐに忘れてしまっていた僕はなかなか駄目な奴だ。
一度不安になると急に怖くなってくる。思えば一人でどこかへ行ったことなんか今まで無かった。
初めての引っ越しだってキロルと一緒だ。お母さんがいない寂しさもキロルと二人一緒だったから自然と乗り越えていたのかもしれない。

今、僕は一人だ。運転手の猿はモノレールと一緒に待っていてくれているのかもしれないけど、後戻りはしたくない。
僕は一人でもデアを支え、守ることができるホッキョクグマにならなくてはいけない。
“北極点には着かなかった” ってことじゃ恥ずかしくてたまらない。
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ふと見上げた星の一つが急に強く、明るく瞬き出した。
その星の色は白く、瞬くリズムはゆっくりと落ち着いていて、眺めていると何故か気持ちが落ち着いてきた。
明るくなり始めた空に雲が一つ浮かんで見える。その雲はホッキョクグマのような形だと僕は思った。
頭の中にデアの顔がまた浮かび、今度はその雲から声が聞こえた。
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『輝く星が見えるかい?その方向へ歩くんだ。後は君ならすぐわかる』
落ち着いていてどこまでも優しい声、その声は男のホッキョクグマだ───

「ユキオさん、かい?」
僕はふと声に出して、星の方へと歩きだしていた。
会ったこともないのに絶対にそうだと、ユキオさんの声だと決めつけた。

そう決めた瞬間、今の僕の顔は小さかった頃のように無邪気に笑っている、そんなことを感じだしていた。
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一回、二回、三回、四回……と星が瞬く。僕は何故か子供のように数を数えて歩いている。
「十回だ」と呟いて声がした雲の方に振り返った。
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もうそこにさっきの雲は浮かんではいなかった。
「ユキオさん」
僕はもう一度呟いた。
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ふと足元を見ると大きな足跡が一直線に続いていた。
僕でもわかる。ホッキョクグマの足跡、大きな男のホッキョクグマの足跡だ。
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───北極点を目指して歩いたホッキョクグマが今の僕一人ってわけじゃない。
野生のホッキョクグマ、日本の、世界の色々な動物園で暮らしているホッキョクグマ。
そして遥か昔のことまで考えることをしたならば、それはもう数え切れない数のホッキョクグマが北極点へと歩いたことだろう。
いまここにある足跡はそんな北極点を目指し歩いたホッキョクグマの足跡だ。
僕より少し前のことかもしれない、もしかするとずっと昔のこと、ユキオさんの足跡なのかもしれない。
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そうだ、今はこの足跡をたどるんだ。
仲間たちの、先輩たちのこの大きな足跡を追いかけて、僕は北極点まで歩いていけばいい。
僕は今一人だけど一人ぼっちじゃない。今もどこかでホッキョクグマは暮らしてる。
そして上野動物園にはデアがいて、ユキオさんとレイコさんが僕達二人をきっと見守ってくれている。

僕は歩いた、足跡をたどり星を時々見上げ、疲れているのに早足だ。
「デア、僕は北極点まであと少し、僕の北極星に会えるまであと少しみたいなんだ」

頭の中に浮かぶのデアの顔はいつのまにか優しく微笑んでいた。
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さっきよりもより明るくなってきた空に照らされ、ぼんやりと浮かび上がる柱のようなものが遠くに見えてきた。
高く空を突き抜けていくようにそびえ立ち、足跡もそこへと向かって一直線───

「北極点だ───」

僕は力を振り絞って走り出す。あと少し───そんな時はきっと誰でも走り出す。
早くそこまで行きたい、早くそれを見たい───それは当たり前の気持ちなんだ。
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遠くから見たとおり北極点には大きな棒が立っていた。ずっと上まで伸びていて真下から見上げるとてっぺんは見えない。
触るとほんのり温かく、小さくずっと振動している。
少し上には“N”と書いてあった。
注意深く辺りを見回すとこの棒に向かってたくさんの足跡が集まってきている。
それは色々な方角からここを目指したホッキョクグマ達の足跡だ───

───僕は今、北極点に辿り着いた

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「デア───」
そう呟いたときにはもうイコロは眠ってしまっていました。
北極点にそびえ立つ“地球が自転するための芯棒”にもたれかかり腰掛けて、幸せそうにそっと微笑み、すぐにイコロは夢の中。
たくさん歩いて身体は疲れ、いつのまにか夢の中。

今日の夢は何の夢
今日の夢はホッキョクグマが笑う夢
今日の夢は世界中のホッキョクグマが北極点で集まりみんなで笑う、イコロの夢はそんな夢
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静かな静かな北極圏、北極点にそびえ立つ大きな芯棒の下
一人眠り続けたイコロ。

「おはよう、イコロ君」
夢から醒めそっと目を開くと、目の前には運転手の猿がいました。上野動物園のモノレールもしっかりと側まで来ています。

辺りを見回し「おはよう」とだけ少し寝ぼけた声で言うイコロ
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「そうだ、北極点に僕は今いるんだった。ありがとう運転手さん、ここまで来てくれたのかい?」

「最初からイコロ君が到着する頃を見計らって迎えに行くつもりだったんですよ。でも先に着いてしまい、少し待っていました。イコロ君がなかなか来ないから少し心配しました。少し道を外れていたようですが、よくここまで辿り着けましたね。きっと導きがあるとは信じてはいたのですが───もう少しで探しに行こうと思っていたところです」
運転手の猿はイコロに近寄り、そう言って優しく微笑みました。

「イコロ君が気持ちよさそうに眠りだしたから声はかけませんでした。きっと疲れていたんでしょう。でもその分いい夢を見られたんじゃないですか?」
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「なんだ、ずっと見られてたのか。僕は確かに道に迷ったんだ。星があまりにも凄くてさ、ずっと上ばかり見て歩いてたら変な方へと向かってしまったみたい。でもね、そのおかげなのか僕は声を聞いたんだ。その“導き”っていうのかな───きっとユキオさんの声だ」
イコロは頭のなかに残るユキオの声を何度も思い浮かべ、落ち着いて話していきました。

「ユキオさん、ですか?」

「そうだよ、あの声はきっとユキオさんの声だ。わかるんだ、今回はなぜかね」
頷く運転手の猿の顔を見てイコロはそっと微笑みました。

「それとさ、足跡があるんだよ。先にここまで来た大勢のホッキョクグマの足跡が、地面にしっかりと残っていたんだ。途中からはその足跡をたどって歩いたんだ」
薄っすらと残るたくさんの足跡を指差してイコロは笑いました。
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「でもモノレールには気がつかなかった。きっとこの棒しか目に入ってなかったんだろうね。こんな凄いものがあるなんてさ───」
そう言って見上げるイコロ。ずっと眠っていたせいかすっかりと青空が広がり、星は見えません。
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小さな声で運転手の猿は話し出しました。
「この棒はですね、地球を北極と南極をつらぬいています、端っこがこうしてそびえ立って見えるんです。南極点の方もこうして同じようになっています。地球が自転するために必要な芯棒なんですよ。地球が自転しなければ一日が昼ばかりか夜ばかり、どっちかになってしまいます。一日という時間も味気なくなってしまいますね。とても大切な芯棒なんですよ」
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「なるほど、だからほんのり温かくて小さくずっと振動しているんだね」
手を芯棒にあて、もう一度温度と振動を感じ取ったイコロ。
「───あっ」と、大切なことを思い出し、傍で微笑んでいる運転手の猿に訊きました。

「北極星を見ていないんだ。あの時、歩いて行くってことに驚いていたからさ、どの星かを聞くのを忘れた。だからどれなのかわからなかった」
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「大丈夫、そろそろまた暗くなります。星はまたすぐに輝き出します。北極の冬はすぐに暗くなり、なかなか明るくなりません。もう少し待ってなさい」
イコロにそう言うと「寒い」といって上野動物園のモノレールの中へ入り、そっと目を閉じた運転手の猿。

「もう少し、か───」と、空を見上げまた暗くなるのを待つイコロ。
自転のための芯棒は震え続け地球は少しづつ回転し、時間もゆっくりと進んでいきました。
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一人空を見上げていると何度もデアの顔が浮かんできます。
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一人のデア、そして今まで浮かぶことのなかった自分と一緒、イコロとデア、二人のホッキョクグマの姿も浮かんでくるようになりました。
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「デア、北極星を見たらすぐに動物園に戻るからね。そうしたら二人で話をしよう。この旅の話、ユキオさんやレイコさん、そして僕達二人の話をたくさんしよう───」
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「デアは本当にかわいいね」
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モノレールのドアが開き、運転手の猿が静かに出てきました。
(どの星が北極星なんだい?)とは聞かず、ただ芯棒にもたれて座り、「運転手さん」と微笑んだイコロ。
見上げた空はすっかり暗くなり始め、気の早い星から順番に輝きだしていました。
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「イコロ君、真上を見上げて見なさい」

「真上、真上かい?」
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「北極点から真上に光る星、あの星が北極星ですよ」
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「そして北極星は“こぐま座”を形取る星、そういうことなんです」
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北極星を眺め、ふとあることに気がついたイコロは涙を溢していました。
「やっぱりそうだったのか。やっぱり、やっぱり───」と、声にならない小さな声で何度も何度も呟きます。

「イコロ君、」と運転手の猿が声をかけるようとすると、イコロは涙を何度も拭いました。
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「僕を励まし、導いてくれた星はあの星だ。北極星の隣で輝く、優しい光のあの星だ───」
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「デア、ユキオさんとレイコさんが輝かせている星を眺めてるって、それがデアの北極星だって、君はそう言っていたね」
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「僕にはわかる、デアの眺める星はきっとあの星だ───北極星を傍で眺めるあの星だ。僕もユキオさんとレイコさんの星を見ていたんだ」



続く



   

by bon_soir | 2017-03-23 06:01 | 上野動物園 | Comments(4)