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ヒロキが旅立ちました
金沢動物園で暮らすウォンバット、ヒロキ
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ヒロキが旅立ちました
今はこれ以上何も書けません




by bon_soir | 2015-08-25 15:04 | 金沢動物園 | Comments(58)
夕方の苺
金沢動物園で暮らすガウル、イチゴ
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夜の動物園が始まる時間、夕方の始まり
その頃のイチゴ、金沢動物園の大きな苺
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イチゴちゃんはお水を飲んでいる
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イチゴちゃん、喉を潤すイチゴちゃん
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「たくさんお水を飲む」と紹介されている、そんなイチゴちゃん
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美味しいね!
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夕方のイチゴちゃんがそのあとすること
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もう葉っぱがない枝を舐めること
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楽しいね!
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そんな夕方のイチゴ、金沢動物園の大きな苺
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動物達は夏の夕方に何をしていますか?
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みんなは夏の夕方に何をしていますか?
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お腹が空いたね、イチゴちゃん
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今日は夜の動物園
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星がたくさん光る頃まで動物達はみんな頑張る
そんな夜の動物園



   

by bon_soir | 2015-08-25 00:01 | 金沢動物園 | Comments(0)
きっとヒロキは大丈夫[8/22 追記しました]

暑さ、慣れないことなどで、ヒロキは少し疲れてしまったのかもしれません
この季節なのに今年は時々外で会えたりして、浮かれてごめんなさい

元気になるまで、今はそっと見守ってあげてください
残暑を越し涼しい秋が来ればまた草を食べ、穴を掘り、気持ち良さそうにお昼寝をするヒロキに会えると信じています
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ヒロキ、ヒロキの大好きな庭のことは大丈夫
スズメや鳩達、みんなで様子を見に来てオセアニア区を動物達みんなで守ってる
今は安心して静かなお部屋でゆっくりと飼育係さん達と楽しく過ごし、休んでいてね
いつかきっと今までどおり窓から、ドアから、掘った穴から、トンネルから、坂道から覗くヒロキの顔を見ることが出来る
そんな日を楽しみに待っています

慌てないで、ヒロキ


8/22 ヒロキの所へ行きました

外の看板の所へは非展示になるというお知らせ
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もちろんお部屋の窓も雨戸で閉まっています
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お知らせのヒロキは「みんなに早く会えるようにがんばります!!」と言っています
今はヒロキを信じて、また会えるようになる日を待ちましょう

夜、ヒロキのお部屋には灯りがついていました
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ここにはちゃんとヒロキがいます
どこへも行っていません
ヒロキのお部屋で飼育係さん、獣医さんと一緒に頑張っています


きっと、きっとヒロキは大丈夫




  

by bon_soir | 2015-08-24 08:23 | 金沢動物園 | Comments(18)
ムータン
金沢動物園で暮らすムササビ、ムータン
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普段は別の場所で暮らしているムータン、8月中は円海山ゲートの裏で暮らしています
ただ、ほとんど夜暗くなってからじゃないと姿を表さないと思います
なので、夜の動物園の日だけにしか会うことが出来ないような気がします

寝床の木から出てきたムータン
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飛び上がって上の方へと行きました
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かわいいムータン
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忘れがちな場所で暮らしていますが、今年会わないとまた来年まで会えなくなってしまうかもしれません
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金沢動物園が暗くなったら、会いに行ってあげてください



   

by bon_soir | 2015-08-24 00:01 | 金沢動物園 | Comments(0)
夕方のロッキーマウンテン
金沢動物園のアメリカ区、小さなロッキーマウンテン
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この季節はどうしても昼間より夕方が楽しくなります
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プロングホーンのブッチ
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暑いのが苦手な“おじいさんプロングホーン”
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熱い夏の太陽が小さなロッキーマウンテンの山々の向こう側へ行ってから、庭の草を食べに出てきました
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美味しい草を選んでゆっくりと食べていきます
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けっこう大きな身体のブッチですが、体重は40kgとちょっと
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歳をとって少し軽くなったようですが、もともと軽かったらしいブッチ
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さすがはチーターに続く、世界2位の足の早さ
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そんなプロングホーン
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この日はすぐに部屋へと戻っていきました
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ちょっと首筋を掻いてから
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シロイワヤギのペンケさん
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大きな枝を食べてる途中
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すっかりおばあさんのペンケさん
いがいとたくさん食べている
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かわいいおばあさん、ペンケさん
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ご飯前のオオツノヒツジ達が集まっています
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1,2,3,4,……7,8
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惜しくも1頭足りません
誰が写ってないのかな?

まだ赤ちゃんのイワオ
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元から大きな赤ちゃんだったらしいのですが、かなり大きくなりました
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将来は本当に「岩王」になれそうですね
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ハナコにちょっかい
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楽しいね!
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金沢動物園の小さなロッキーマウンテン
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テラスに登れば暑い夏でも風が吹き抜ける
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そんな小さなロッキーマウンテン
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by bon_soir | 2015-08-23 00:01 | 金沢動物園 | Comments(0)
ゴポンとチャンプ
金沢動物園で暮らすインドサイ、チャンプとお母さんのゴポン
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夕方の食事中の二人
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可愛い顔で食べるチャンプ
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柔らかそうな唇
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身体は大きくなっても、まだけっこう一度にたくさんは頬張らない
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そんなチャンプ
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チャンプの後ろで食べ続ける、お母さんのゴポン
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美人なインドサイのゴポン
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でも食べ方はこんなふう
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一度に頬張る量
普通に凄いです
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チャンプとゴポン
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素敵な親子です
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by bon_soir | 2015-08-22 00:01 | 金沢動物園 | Comments(0)
バニラとユイ
金沢動物園で暮らすコアラ、バニラとユイ
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なんだか最近二人はとても仲がいい
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二人で外に出てきても
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なんだかとっても仲がいい
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オセアニア区の大きなユーカリの木を一緒に眺めてきた二人だから
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ずっと一緒に暮らしてきた二人だから
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お姉さんのバニラ
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いつまで経ってもまだまだ子供のよう
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妹のユイ
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小さかったユイは大人になりました
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「ユイが来た」
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「ユイは私の上に行こうとする」
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「それは私がいつも下の方にいるから。コアラはやっぱり木に登っていく動物だから」
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「ユイ、今夜ヒロキさんの所へ行こう。ヒロキさんと一緒に夏の星空を眺めよう」
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「お母さんとワカちゃんも誘ってヒロキさんの所へ行こう」
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「ユウキ君はきっと眠ってる。女の子のコアラ4人で出かけよう」
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「オセアニア区のサルスベリが咲いている、ナミヘイさんが教えてくれた」
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「ユイ、楽しいね」
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「金沢動物園は楽しいね」
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「私達はいつまでも一緒だね」
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テルちゃんの子供、バニラとユイ
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二人ともバニラらしく、ユイらしく大きくなって、色々なことを憶えました
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二人で暮らせばもっとかわいい二人のコアラ
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ワカ、ユイと一緒に暮らしてきたバニラ
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これからもバニラは赤ちゃんの親離れを助けて行くのかもしれません
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ユイもいつかはお母さんになるのかもしれません
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そんな時が来るまでいつまでも一緒
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そんなバニラとユイ
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by bon_soir | 2015-08-21 00:01 | 金沢動物園 | Comments(0)
ジャンブイと夏の月曜日
ズーラシアで暮らすホッキョクグマ、ジャンブイ
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雨が降りそうな月曜日
朝のジャンブイは岩山でゆっくり
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蒸し暑いけど雲があれば日差しは強くない、そんな日のジャンブイ
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向こう側から見るジャンブイ
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こちらを見てますか?
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ジャンブイの見上げた空は今にも雨が降りそうです
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ジャンブイが考えたこと
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とりあえず岩山を降りて、
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向かった先
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それはプール
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ゆっくりゆっくり
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ジャンブイは泳ぎます
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浅瀬に来たジャンブイ
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プールは気持ちいいね
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もう一度顔をプールの中へ
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そしてこのままじっとする
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涼しくなったのか、ジャンブイはプールから上がり歩きます
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お昼前のおやつまで時間はまだまだ
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ここに来たということは、お昼寝をするということ
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でもあまり眠くなさそうなジャンブイ
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横になったまま恐い顔
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でも大丈夫
すぐに可愛い顔のジャンブイのまま
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ジャンブイの寝相はかわいいです

強い雨が降り、雨に気が付いたジャンブイはまた浅瀬の側へ行きました
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雨の中、一人佇むジャンブイ
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雨の波紋を眺め、微笑む
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そんな午前中
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お昼前、おやつを貰っているジャンブイ
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プールから上がっても、上からまた降ってくるおやつ
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ジャンブイも楽しそう
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沈んでいくお魚
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来ました……
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上手くキャッチ
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咥えたまま向こうの方へと泳いでいきました
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降っていた雨はすぐに止み、熱く明るい日差しがジャンブイを照らします
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ジャンブイはいつだって楽しそう
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バリーバさんのことが大好きで、
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飼育係さんのことが大好きで、
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そして、大好きだったチロちゃんのことが忘れられない
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そんな優しいホッキョクグマ、ジャンブイ
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魔法が解けている間、本当の顔を見せてくれるジャンブイ
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優しすぎるホッキョクグマ、ジャンブイ
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おやつの時間が終わると、お気に入りの岩山にまた登る
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そして横になってごろごろ
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昔から変わらない、ジャンブイらしい顔
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子供のような可愛い顔
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ジャンブイ
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by bon_soir | 2015-08-20 02:00 | ズーラシア | Comments(4)
ヒロキと夜の動物園~爽やかな朝、虫鳴く夜の日曜日~

金沢動物園で暮らすウォンバット、ヒロキ
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3日連続のお盆の『よこはま夜の動物園』
日曜日のヒロキは朝少しお部屋で過ごし、午前中の短い間は珍しく外で遊び、
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昼から夕方は扇風機の優しい風に吹かれて眠り、
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そして2度目のロマンチックな夜をのんびりと過ごしました
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朝からよく晴れた金沢動物園のオセアニア区
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ヒロキのお部屋を覗いてみると、食べ散らかしたお芋が二つ
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ヒロキは裏から聞こえる物音に耳を澄ませています
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きっと裏にいるのは飼育係のお姉さん

物音がしなくなった時、ヒロキは窓へ来ました
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辺りが静かなときにだけしてくれる、ヒロキのお話し
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日向は暑いけど、日陰に入ると少し涼しい爽やかな朝
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ドアから差し込む優しい光
とても明るいヒロキの部屋
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「おはよう。今日の朝はとても気分がいい。ここ何日かでは一番だ」
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「まだまだ暑い日が続く。何年経っても慣れることはない。辛い日は普通に辛いんだ」
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「ちょっと失礼」
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「毎日外でお昼寝が出来るのはいつくらいになるのかな」
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「それは誰にもわからない。暑くない気温、季節、そして僕の身体と僕の気分」
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「全部が整った日僕は外でお昼寝をする」
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「そんなことが毎日続くようになるのには、まだまだ時間がかかりそう」
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「秋はまだまだ来ないんだ」
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「夏でもない秋でもない、ただ暑い日が続く。まだきっと続いていく」
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「でも少しずつ、変わっていっているから心配はしてないよ。今日だってそうでしょう」
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「朝の風は気持ちがいい。ドアから差し込む陽の光、なんだか少し柔らかだ」
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「それに今、僕の気分はとてもいい。朝は静かだからかもしれないね」
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「今日は特別。飼育係のお姉さんに許してもらおう。昼を過ぎたら暑くなるかもしれないけれど、外でお昼寝するのを許してもらおう」
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「爽やかな朝だ。たまには大きな空を見上げたい。そんなこと」


ヒロキはドアをくぐり、庭へと出てきました
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この季節ほとんど無い、そんなヒロキ
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見上げた空には満足出来たのか―
どうだったのかを聞きたくなる、そんなヒロキ
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用意してもらった朝ごはんを食べるヒロキ
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それはなんだか久しぶりに見る光景
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いっぱい食べてるヒロキを見れば、少し安心
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まだあまり暑くない、そんな気持ちがいい朝、ヒロキらしく食べる朝ごはん
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「本当に爽やかな朝だ、思い切って外へ出てきて良かったよ」
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「こうして身体をこすることも出来るからね」
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「部屋の壁はつるつるだ。それが悪いってわけじゃないけど、こするんだったらざらざらの方がいい」
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「セミの声しか聞こえない、静かで落ち着く朝だ」
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「昼寝をする前にまだもう少し、したいことをしよう」
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「少し丸太が邪魔だけど、ここでも身体をこするんだ。外へ出た時はいつものこと」
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「すると、小さな僕の目には庭が広がる」
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「そこには美味しそうな野草が生えている」
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「野草を食べること、それは今の季節が一番いい」
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「食べても食べても、また次々に野草は伸びてくる」
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「日向はやっぱり少し暑いけど、今それだけは我慢しよう」
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「だって、庭で食べる野草はこんなに美味しい。幸せな時間だ」
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「夏の暑い日、時々の大雨の日。そんな中、ほんの少しだけの爽やかな朝」
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「そんな素敵な朝、歩いたり食べたりしながら僕はただここにいる。もう何年もここでのんびりと暮らしている」
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「いいんだ、きっとこれで」
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「僕の暮らしはもうこれ以上変わらない。飼育係のお姉さんと獣医さんも僕には何も変わったことをさせようとしない」
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「カンガルー達は工事だからと一度引っ越してしまった。でも僕は引っ越しだってしなかった」
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「きっともう何も変わらないよ」
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「僕はここでのんびり暮らし、お客さんは僕に会いに来る」
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「そっと暮らす僕のことを、そっと覗きに来てくれる」
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「変わらない毎日、それが嬉しい」
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「今僕は幸せだ、このまま何も変わらなければ本当に嬉しい」
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「でもオセアニア区の工事はなかなか始まらない」
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「それだけは心配だ」
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「タンポポの季節、大好きな春には思いっきり庭で遊んでいたいからね」
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「工事、早く終わらないかな。カンガルー達が隣にいないと少し寂しいんだ」
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爽やかな夏の朝
ヒロキは散歩を続けました
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大好きな野草を食べ、空を見上げ雲の流れを見て微笑みました
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この日のヒロキはとても気分が良さそうです
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爽やかな朝、楽しくてしょうがなさそうなヒロキ
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セミの声しか聞こえてこない、お盆の静かな日曜日
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静かなヒロキと、静かに見守るお客さん
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そのうち暑くなる前の少しの時間、ヒロキは幸せそうに過ごします
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爽やかな朝はいずれ日差し照りつける暑い昼間になるでしょう
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お部屋で過ごす暑い夏、お部屋で過ごさなければいけない暑い夏。それはまだまだ続きます
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夏の間の庭のヒロキに会えるのは偶然が必要なこと
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ヒロキが楽しく幸せそうに見えるのは、そんな特別な日だからなのかもしれません
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「暑くなるまでもう少しだけ時間がある」
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「お腹はいっぱいになった。もうお昼寝をしてしまってもいいのかな」
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「考えている間にも時間は過ぎてしまう。早く決めないといけない」
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「穴掘りだ」
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「そうだ、穴掘りをしよう」
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「大丈夫、少しだけ。少しだけだ」
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「僕はウォンバット。木には登れない」
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「でも穴を掘ることが出来る」


ヒロキは奥の日陰の所を掘り始めました
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いつもと違う、ゆっくりと穏やかな穴掘りでした
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少し掘っては、土がついた顔を上げ
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ムキにならないで穏やかに掘りました
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「ほら、もう顔が泥んこだ」
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「今日はこれでおしまい。疲れすぎると飼育係のお姉さんが心配する」
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「やっぱり今日も暑くなったね。朝からこれだけ暑かったら、きっと外へは出なかったよ」
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「それだけ今日の朝が爽やかだったってことだ」
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「眠ろう。少し暑いけど、せっかくだ、外でお昼寝だ」
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「あぁ、大切なことを思い出した」
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「そっと静かに見てくれていた優しいお客さんに挨拶しないと」
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「今あなたの傍へ行くよ」
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「今から寝たらもう夜まで目が覚めないかもしれない。だから今言うよ」
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「今日は見に来てくれてどうもありがとう」


「ちょっと壁の高さが高かったね」
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「眠ろう、いつもの場所で」
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「寝あくびが出た」
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「なかなか寝付けない。僕は眠いはずなのに」
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「あくびばかりだ」
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「やっぱり暑いからか。眠るならお部屋に戻ったほうがいいのか」
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「本当にあくびばかり」
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「あくびの終わり」
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「やっぱり少し寝苦しいかも」
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「どうしよう……」
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「飼育係のお姉さんの声が聞こえる」
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「様子を見に来てくれたのかな。大丈夫だよ、僕なら平気だよ」
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「そうなんだ、せっかく爽やかな朝に誘われて庭へ出たんだ。ここで夜まで昼寝をして、僕は星空を眺めたい」
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「部屋で眠ったほうが安心なのはわかる。でも、僕の気持ちもわかるでしょう?」
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「オセアニア区の青空は今日も青い。きっと星空も綺麗なはずだ。ここから、大好きな庭から眺めたい」
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「お姉さんが扇風機をつけてくれた」
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「心地良い風が僕の顔にあたる」
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「僕はわがままで頑固だ。きっと昔からそうなんだ」
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「そして、時々弱虫だ。おじいさんになったけど、僕はまだ時々弱虫なんだ」
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「なんだか邪魔に感じちゃうときもある。でも辛い時、寂しい時、なんだか落ち着かない時。飼育係のお姉さんが傍にいるってわかると安心できる」


「あの扇風機の音はお姉さんの優しい声。そう思おう。優しい風に吹かれて昼寝をしよう」
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「これで夜まで眠れそう。お姉さん、いつもありがとう」
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この日も扇風機は回り、暑さで少し辛そうにするヒロキに優しい風があたりました
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飼育係さんが来てくれて自分の顔に風があたった瞬間、ヒロキは安心したように微笑んでいました
それは見ていた人みんなが優しい気持ちになれる、そんな笑顔でした
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途中、風があたる場所を変えるヒロキ
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ヒロキはそのまま眠り続けました
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「お部屋へのドアはいつだって開いている。もうノックは必要ない」
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「いつだって涼しい部屋に戻れるんだ。でも今日は大丈夫。風が気持ち良いよ」
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「お部屋の中には干し草のベッド。飼育係のお姉さんがいつも準備してくれている」
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「今度はお腹に風をあてよう」
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「もうどのくらい眠ったんだろう。まだ僕は夢の中。今日も楽しい夢ばかり」
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「ミルクの赤ちゃんに名前がついた『ステップ』かわいい名前だ」
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「僕達、動物園の動物には名前を貰うことって大切だ。人ときちんと繋がっている、その証の一つ。大切な一つ」
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「僕の名前はヒロキ。大切な人から貰った大切な名前」
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「僕の大好きな人から貰った大好きな名前」
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「ヒロキさん、元気ですか? 僕は元気です。僕はまだまだ元気です。いつも傍には飼育係のお姉さんがいてくれています」
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綺麗だった夕方の空はいつしか暗くなり、ヒロキの庭にも明かりが灯りました
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まだヒロキは気持ち良さそうに眠ったまま
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時間は過ぎ、どんどん暗くなってきました
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起きているのか、時々顔を上げるヒロキ
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でもまた横になってしまう、そんなヒロキ
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辺りはもう真っ暗です
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この日のヒロキは起きてきそうで起きません
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扇風機の優しい風と気持ちがいい夜風にも包まれ、ヒロキは今とても気持ちが良さそう
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また会うことが出来た夜の庭のヒロキ
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ヒロキはいつでものんびりと暮らしてる
朝も、昼も、そしてこんな夜も
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いつでもヒロキはのんびりと暮らしてる
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「今聞こえた声はクツワムシかな。遅くなったけどそろそろ起きようと思うんだ」
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「ごめんね、さっきから僕は起きていた。ただこうして寝そべって空を見上げていたかっただけなんだ」
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「見たかった星がある。その星が輝くまでは、ただ夜空を見上げていたかったんだ」
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「ただ、その星は綺麗なんだけどあまり明るくない。オセアニア区の外灯が消えないと見られないと思うんだ」


「閉園してから少しすると外灯は消える。それまで待つことにしたよ」
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「この前は曇っていて見えなかった。でも今日は晴れている。僕が見たい星もきっと見えると思うんだ」
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「どこからでも見えるような、すぐに見つかるような星じゃない」
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「ただその星は僕達の思い出の星。僕の今までの思い出が輝く星なんだ」
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「その星を眺めていると、色々なことを思い出す。夜空に色々な風景が浮かんでくる」
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「そして僕は笑い、そして泣くんだ」
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「僕はもう何度もその星を見ているからね。こうしてあなたに話しているだけで、たくさんのことを思い出してくる。目の前に星も思い出も、みんな浮かんでくる」
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「今は夜だ。そこから僕の顔が見えるかい?」
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「見えてないならいいんだ。泣いてる顔なんて僕は見られたくない」
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「ごめんね、今から涙を乾かすよ。このままじゃあなたを見送ることが出来ない」
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「もう少し、もう少しだけ時間がかかる」
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「そうだ、一度寝てしまおう」
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「大丈夫、またすぐ起きるよ。それに一度泣けば、またすぐには泣かない」
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そっと目を覚ましたヒロキは、大好きな花壇の前に座りました
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夏のこの夜が楽しかったのか寂しかったのか、それはヒロキにしかわかりません
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ただ静かな夜がそこにありました
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ヒロキは夜空を見上げ、星をもう一度探しました
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その星が見つかったのか、見つからなかったのか
ヒロキの表情はあまり良く見えません
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閉園の時間が近づいた頃、ヒロキは歩き出しました
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途中道草をすることなく、坂道へと向かうヒロキ
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そしていつものように坂道の散歩
ドアにかわいい影が映っていること、それ以外何も変わらない坂道の散歩
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いつもの足音を立て、ゆっくりと歩く
そんないつものヒロキ
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明かりに照らされた夜の間のウォンバット、ヒロキ
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「いつもよりも長い動物園もそろそろ終わりだね」
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「動物園には色々なものがキラキラと輝いているはずだ。どこかでやっている花火だって見えるかもしれない」
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「でも僕はどれもあまり好きじゃない」
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「消える時、終わる時、最後の一つ。どれもみんな寂しいんだ」
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「閉園の時間だ。気を付けて帰ってね。今日は見に来てくれてどうもありがとう」
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「僕かい?僕はまだお部屋には戻らない。もうすぐ外灯が消えて星の数が増えるんだ。そう、さっき言っていた星を見つけて眺めるんだ」
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「一人の時なら大きな声で笑える、そして大きな声で泣けるんだ」



ヒロキの夏の思い出、ヒロキとの夏の思い出は増えていきます
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この夏は今まで知らなかったヒロキに会えた特別な夏
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きっとこれからも特別な季節がやって来ます
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by bon_soir | 2015-08-19 01:05 | 金沢動物園 | Comments(2)
ヒロキと夜の動物園~お盆の土曜日は凄い人出~
金沢動物園で暮らすウォンバット、ヒロキ
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この日はお盆休み続く週末の土曜日
朝一番ならあまりお客さんもいないけど、夕方からはきっと賑わう、そんな金沢動物園
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静かな朝から、暑い昼間
そしてたくさんの声が聞こえる夕方から夜
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まだ何も知らないヒロキの、なにげない朝がいつもの朝と変わらずそっと始まりました
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「今、奥の部屋を飼育係のお姉さんが掃除してくれているんだ」
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「だからドアが閉まってる。しかたないね」
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「今日も暑くなりそうかい?」
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「お部屋の中はとても涼しいから、今日みたいに中庭へのドアが閉まっていると外の気温はわからない」
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「まぁ、凄く暑いんだろうね。ドアが閉まってるってことは『今日は外へ出ない方がいい』って合図なんだろうからね」
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「そう、あなたも暑さには気を付けた方がいい」
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「奥の部屋の掃除はまだ終わらないのかな」
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「きっと凄く念入りにしてくれているんだろうね。嬉しいよ」
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「ご飯の箱が上に上がっている時は廊下の様子がよく見える」
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「掃除が終わったみたいだ。お姉さん達が笑ってるよ」
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「ドアが開いたよ。これで奥の部屋に入れるね」
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「隅まで綺麗に掃除してくれたみたいだ。嬉しいよ」
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「僕は飼育係のお姉さんが大好きだ」
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「時々はつれなくしちゃうけど、お姉さんの気配がするとやっぱり嬉しい」
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「部屋も朝から綺麗にして貰った。そうだ、なんだか爽やかな日。今日もそんな一日が始まったね」
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「爽やかな朝にやりたくなること、それがなんだか知ってるかい?」
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「朝ご飯を食べること。今日はお部屋だから用意してくれた牧草だ」
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「美味しいね」
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「庭にも美味しい草が生えている。でも今日はこれがいい」
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「庭に生えてる夏の草、いつも用意してくれるご飯。どっちも美味しく食べることが出来る僕」
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「そう、僕は健康だ」
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「僕が健康だとみんな喜んでくれる。飼育係さん、僕に会いに来てくれるお客さん、」
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「そして大勢の動物達とウォンバットの神様」
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「みんなが喜んでくれる。僕だって嬉しいよ」
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「健康ならさ、これからもずっと、ずっと大好きな金沢動物園で暮らせるからね」
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「ちょっとあくび」
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「ドアの向こうはもうきっと暑いんだろうね」
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「だから窓の向こうのあなたとお話しだ」
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「大きな声は好きじゃない。小さな声、優しい声でお話しだ」
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「セミの声が僕とあなたのBGM」
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「今年の夏のBGM。暑い夏が終わってしまっても、僕とあなたの思い出の中に流れる素敵な夏のBGM」
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「今年の夏は一度きり。次は秋だ」
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「僕の庭にはキンモクセイのお花が咲く。そう、いつも、毎年来てくれるあなたなら知っているはずだ」
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「楽しみだね」
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「飼育係さんとお客さん、そして動物達と一緒に過ごす四季がある」
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「昨日の僕と今日の僕。昨日のあなたと今日のあなた」
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「少しずつ変わっていっているんだよ。地球の回転は一瞬だって止まらない」
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「後悔しないために大切なこと。そんなことなんだ」



この日のヒロキはいつもより少し長く窓越しのお話をしてくれました
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急かさないで、慌てないで。そっと静かに待っていれば、きっとヒロキは話をしてくれます
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ただそっと動物達の暮らしを眺めること
優しく声をかけてあげること
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動物園ではきっと大切なこと

オセアニア区の大きなユーカリの木が作る木陰に涼しい風が吹き抜けます
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暑い日が続いても少しずつ秋の準備が始まる、そんな金沢動物園

ヒロキは話を続けながら時々もぞもぞ
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こちらを向いて楽しそうに話すかわいいヒロキ
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ヒロキはもうすぐ30歳
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かわいいけれど本当は凄くおじいさん
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暑さと音、振動にはとっても弱いおじいさん
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何度でも、いつだってときめきをくれる、そんな素敵なおじいさん
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凄く長い時間が過ぎたような気がしても、まだ動物園が開園してから30分くらい
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そろそろ眠くなってきたようなヒロキ
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久しぶりに朝起きてくれていたヒロキ
ヒロキはそろそろお昼寝の準備
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今日は何のおまじない?
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金沢動物園で産まれた子達の健康を祈る大切なおまじない
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「一度は全部散ってしまった僕の家の前のデイゴの花。この前からまた咲いてきたんだ」
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「あくびが出る。今日の夢はそんなデイゴの花の夢かもね」
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「ふるえるよ」
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「もう一度あくび」
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「眠いんだ。また夜にもう一度あなたと会えるかな」
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「おやすみなさい」
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「ごめんね。今、寝たふりをしてみたよ」
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「本当に寝たかと思ったかい?」
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「眠くないわけじゃないよ。きっとそのうち本当に寝てしまう」
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「長い昼寝が始まる前の、そんな遊び」
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「ガラス越し、柵越しでしか会えないぼくとあなたのそんな遊び」
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「今度は本当におやすみなさい」
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ヒロキは長いお昼寝を始めました
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オセアニア区の空に輝く太陽は少しずつ場所を変え、
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ヒロキの寝相も少しずつ変わります
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いつのまにか夜の動物園は始まり、外灯にも明かりが灯ります
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それから少し時間が経った19時前
ヒロキは目を覚ましました
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夜もかわいいヒロキ
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この日、ヒロキが早めに起きたのは、昨日の金曜日に今までで一番って位長く眠り、準備してきた夢の残りが少なくなっていたからなのかもしれません
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「どうしたんだろう、今日は凄い人出だね」
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「ごめんね、なんだか少し落ち着かない」
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「ただね、今年はみんなのカメラがピカっと光らない」
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「飼育係さんがつけてくれた、禁止のシール。みんなは守ってくれているようだ」
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「光に弱いのは僕だけじゃないからね。嬉しいよ」
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「そういえば、ムササビのムータンには会ってきたかい?」
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「夜の動物園をやっているこの時期、限られた日にしか会えないそんなかわいい仔だ」
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「ウォンバットは穴を掘ることが出来る。ムササビはさっと空を滑るんだ」
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「ペレットを食べようかなと思ったけど、窓の外が少し静かになってきた」
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「もう遅い時間なんだね。どうだい?今日の夜は涼しいかい?」
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「夜の庭が涼しかったらさ、真夜中、僕は外に出てお散歩したいと思ってる」
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「動物達だけの大切な時間だ」
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「そこから僕が見えるかい?」
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「閉園の音楽が聞こえてきたね。今そっちにいくよ」
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「今日は見に来てくれて、どうもありがとう」
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今日一日も儚く健気に暮らしていたヒロキ
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ヒロキ、今日はさようなら
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by bon_soir | 2015-08-18 00:10 | 金沢動物園 | Comments(0)