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チューバッカの口止め攻撃
いつの間にかまたチューバッカのおとなりに越してきたワラルー団たち。
少しため息まじりで、チューバッカを見つめるワラルーさん。
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フェンスもとても頑丈になってしまったし、上にはネットが張られてるし、お庭にはなかなか侵入できなくなってしまいました。
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それに赤ちゃんだったちびルーたちも大きくなって、すきまからも入って来れないのです。

ワラルーだって、チューバッカのことがみんな大好き。
でもお庭側からは、甘えん坊チューバッカや
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暴れん坊チューバッカの姿がよく見えなくて、ワラルーたちはみんな残念に思っています。
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だけどこのチューバッカの道歩き、『チューバッカウォーク』だけは、よく見えます。すぐ近くでみられます。
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このスマートな身のこなし。とてもおじいさんには見えない、って大人ワラルーたちも大絶賛。
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それにこの着地といったら。
ルーたちの大きな足とは違って、そら豆のようなちっちゃな足に短い脚で、どうしてあんなに軽やかに着地できるのか? 
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みんないつでもチューバッカには興味津々なのです。


この子は赤ちゃんの頃から、金網越しにチューバッカを追いかけていた坊やのようです。
「ねぇねぇチューバッカ、きのうの夜どこに行ってたの?」
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「夜眠れないから、チューバッカと一緒に遊んでもらおうとお部屋に行ったのに、いなかったよね」
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チューバッカはどんなお顔をしているのでしょう。こちらからは想像もつきません。


「チューバッカ、そこに赤土のかたまりがついてる……ねぇもしかしてまたサバンナに……穴を掘りに…」
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と言った途中で


(しーっ! 黙ってて!! ) いきなりのチューバッカの口止め攻撃。ワラルーはちょっと嬉しそうな口止め攻撃みたいですね。
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(きみはちょっとおしゃべりが過ぎるよ。声が小さいのがまだ救いだけど)
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ワラルーはうれしそうにしています。だって本当にチューバッカのことが大好きなんです。
私だって、口止め攻撃されたいよ……


「ねぇみんなには黙ってるから、ゆうべの話を聞かせてくれる?」
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(……来てもいいけど、おしゃべりは禁物だよ) 
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やれやれ、チューバッカ。
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今夜は、ゆっくり眠れているでしょうか。
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「若い頃は、ワラルーのちびたちなんて全く目に入らなかったけど、何だか今は相手をしてやりたくなるんだよ」
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「年をとるってそういうことなのかもしれないなあ」
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いつでも賑やかなオセアニア園、みんなチューバッカのまわりで楽しい時間を過ごしています。
朝も昼も夜も。いつでもみんなチューバッカのそばで、チューバッカの楽しい話をきかせて欲しいのです。
もちろん、私もだよ、チューバッカ。
by bon_soir | 2013-03-29 23:50 | 多摩動物公園 | Comments(0)
ヒロキのお水のいただきかた
更新が遅くなりがちで、せっかくご訪問いただいたみなさま、いつもすみません。
たくさんの写真を撮らせてもらっている、ヒロキや動物たちにも「まだなの? 僕のあの写真」って怒られそうです……

さて今月のはじめのヒロキです。
丸太をちょっとかじかじしたあとに、思い立って歩き始めました。
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思い出したように笑ったヒロキが向かった先は
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ステンレスのお水入れでした。
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さて今回の記事は、ヒロキのお水の飲みかた。
お水飲みといえば、五月山動物園のワインが有名ですけれど、チューバッカもヒロキもウォンバットらしい、のんびりとしたお水の飲み方をします。
その中でも、ヒロキはちょっと面白いルールを持っているようです。


「いつもおねえさんがきれいにして、新鮮なお水を入れてくれてる。それでもまずは一応チェックをするんだ」
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「飲んでる最中に、ありんこさんや虫さんと目が合ったりしたら、お互いちょっと具合がわるいからね」
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ヒロキは水入れを少し揺らします。
「ぼくの顔が、ちょっとゆらゆらして見える。面白いけどあんまり見続けると、ちょっと目がまわるんだ」
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そして今度はちょっと大きく水入れを揺らしたヒロキ。
「こうすると、お水がおいしくなるような気がするんだ。ぼくのおまじないだよ」
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水面にうつったお顔、ヒロキはちょっと嬉しそうにのぞきこみました。
「ぼくの顔もいつも通り。おでこのしわもいつも通り。ちょっと恥ずかしい、自分の顔を見るのは」
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ひゅっとひとくち、口をつけて
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慎重なヒロキは、いつものお水の味を確かめます。
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そして、ひといきつく間もなく、ゆっくりとゆっくりとお水飲みをはじめました。
笹の葉っぱや青草は、とても豪快にいただくヒロキ。でもお水はとてもゆっくり時間をかけていただきます。
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脇目もふらず、こくこくこくこく……飲みつづけるヒロキ、
夢中になりすぎて、どんどんお口がお水入れの角の方に吸い寄せられていくようで、ちょっとおかしなことに。
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どんどん前のめりになるヒロキ。脚が最高に伸びています。もものうしろ、つっちゃうよ、ヒロキ。
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うつわに映った自分の姿に吸い寄せられてしまうの? でも本人は全く気にしていないみたいです。


「ああおいしかった!」 
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「まだ少し冬の名残でちょっとひんやりするけれど、味はやさしい感じがする」
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「たくさん飲んだつもりでも、あんまりお水が減っていないんだ。どうしてかな」 少し怪訝なヒロキ。
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ストローがあったら、ヒロキのかわいいおちょぼ口で、すぅーっとごくごく飲めるけど、おなかがびっくりしそうです。



そしていつものように、お水入れにお鼻をぎゅっと押し付けて
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ばっしゃーん、とお水をゆらします。今日もかわいい水しぶきがあがりました。ヒロキのごちそうさまの合図です。
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気持ちよく楽しそうに微笑むヒロキ、この合図はヒロキのお楽しみなのでしょう。水しぶきがご機嫌みたいですね。


「やっと目がさめたよ。さてこれからどうしようかな」
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「春のおひさまをいっぱいあびたお水は、おなかの中も元気にしてくれる。だからちょっとおなかもすきました」
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ヒロキの毎日のできごと。お水を飲んだり、葉っぱを食べたり、穴をほったり、毛づくろいをしたり。
ひとつひとつ確かめながら、1日を過ごしています。
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「ぼくのところにきてくれた春の様子を、少しでも見逃したくないよ。だって冬の間ずっと待っていたんだ」
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by bon_soir | 2013-03-27 12:52 | 金沢動物園 | Comments(2)
おかあさんになるために
突然のお知らせを知りました。
ズーラシアのセスジキノボリカンガルーのビワちゃんが、オーストラリアのメルボルン動物園へ旅立ちます。
出発は、27日です。外国へ行くための準備に入っているので、もう会えません。
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世界的な繁殖計画の一環だって、ビワちゃん。
ビワちゃんがかわいいおかあさんになるために
ぐっとこらえて「行ってらっしゃい」というしかないけれど、でも本当は泣きたくなるほど寂しいです。
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この世の動物園の動物たちの中で、いちばんかわいいビワちゃん。
ひとりぼっちで飛行機に乗ってお出かけです。
どうかどうかこわい思いをせずに、楽しくて素敵な旅になりますように。
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メルボルン動物園でかっこいい男の子と仲良くなって、かわいいかわいい赤ちゃんを産んでくださいね。
ワリおかあさんのことはご心配なく。みんなで応援するからね。
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by bon_soir | 2013-03-23 15:46 | ズーラシア | Comments(6)
チューバッカの3月は特別な月
もちろん忘れてないよ、チューバッカ。
ゾウの砥夢くんのお誕生会から、さっささっさ急ぎました。アフリカからオセアニアは、相変わらずとっても遠いです。

チューバッカ、お誕生月おめでとう。28歳になりました。なのに、どうしていつもそんなにかわいいの?
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春めいたやさしい日ざしが気持ちよくて、おひるね三昧にはもってこいの日でした。
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チューバッカがうまれた日も、こんな風におだやかな日だったのでしょうか。
おかあさんのおしりのポッケから見たオーストラリアの景色は、どんなだったのでしょう。
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おはよう、チューバッカ。ぱっちりとかわいいお顔を見せてくれました。
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「でももうそろそろ、帰る時間だけどね。あなたはくるのがいつも遅すぎると、ぼくは思うよ」
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ごめんね、チューバッカ。砥夢くんのお誕生会に出席したことは内緒にしておきます。
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チューバッカのお誕生日、3月ということはわかっているのですが正確な日はわかりません。
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「だから、3月は毎日がお誕生日なんだ! 今日も明日も明後日もね。何歳になってもぼくはうれしいよ」
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「大好きな丸太さん、丸太さんのお誕生日はいつなの?」
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「お返事がないことはわかってる。あいかわらず無口なやつなんだ。でもそこが僕は好きだよ」
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「だっておしゃべりな丸太さんだったら、うるさくて一緒にねむれないもの」


チューバッカとまた3月を迎えることができて、本当にうれしいです。何度でもおめでとうって声をかけます。心の中で。
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大きなあくび。……チューバッカ、また半分欠けてるよ……。
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「でも心配はご無用だよ。ウォンバットの歯は、またすぐに伸びてくるんだ」
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チューバッカの28歳のはじまりは、比較的おだやかにはじまりました。
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そして、おとなりには懐かしいワラルーたちがお引っ越ししてきて、とてもにぎやか。
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チューバッカ、無茶せずにいつも元気で楽しい時間を過ごしてね。30歳まであと2年です。
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「ところでぼくの誕生日のプレゼントがまだ届かないんだけど、今年もだめかな」

チューバッカの欲しいもの、かっこいいポルシェはやっぱり今年も無理だったようでした。
でも砥夢くんのような、おいしいプレゼントはもらえたでしょうか。
この日も砥夢くんに負けないくらいたくさんのお客さんが、チューバッカを応援をしてくれました。
by bon_soir | 2013-03-23 05:21 | 多摩動物公園 | Comments(2)
ちっちゃいけど大きな坊やのお誕生日
アフリカゾウのぼうや、砥夢くん。いつも伏し目がちでなかなかかわいいお顔を見ることができなかったけれど、この日はばっちり。
何やらいい予感がするね、砥夢くん。
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この日はちょうど砥夢くんのお誕生会。こどももおとなもみんなニコニコ。いっぱいのお客さんがお祝いしてくれました。

おいもとフルーツのケーキ。普通においしそうです。
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ねがいごとをこめて吹き消すキャンドルはないけれど、砥夢くんのねがいごとって何かな?
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どれから食べようかな、ってにっこりの砥夢くん。まだ4歳だもの。きっとかわいいかわいいおねがいでしょう。
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いちごもひとつひとつ、ていねいにいただきます。甘いかな。すっぱいかな。
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きっとすっぱいくだものもおいしくいただけることでしょう、たぶん。だって愛媛うまれだもの。


このあと、とってもかわいいプレゼントが砥夢くんに。ぞうさんの形の大きなパン。砥夢くんは、いったいどこから食べるのかな。
考える間もなく、パンのぞうさんのお鼻のところを
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ひょいっとお鼻で持ち上げて
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ごきげんにいただきまーす。
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いいにおいがするよ、ぞうさんのパン。
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みなさん、どうもありがとう。へへへ。みんな見てね、こんなにかわいくて大きなパンをもらったの。
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ほら、ぼく大きいパンだって一口で食べられるんだから。もう赤ちゃんじゃないんだから。
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えーと、えーと、このあとどうやってお口の中まで入れたらいいの?……砥夢くん、いやな予感がします。
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わーーー落っこちちゃった! 
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これがヒトの坊やのお誕生会なら、調子にのっちゃいけませんておこられて、泣きべそのバースデーボーイだけど
砥夢くんはみんなに笑ってお祝いしてもらって、とっても楽しい思い出ができました。
砥夢くんお誕生日おめでとう!

砥夢くんが大きくなっておとうさんぞうになるころ、
今日お祝いしてくれたかわいい子どもたちも、おかあさん、おとうさんになるころ
多摩動物園の景色はどんなふうになっているでしょう。今と同じようにみんながにこにこ、楽しくいられる場所でありますように。


ぞうさんパンは、このあとはこうやってちょっとずつおいしくいただきました。
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砥夢くんたちのお庭の前に咲いていたパンジー。このパンジーさんは、多摩動物園のマークのライオンさん顔でした。
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かわいいね。
by bon_soir | 2013-03-23 04:00 | 多摩動物公園 | Comments(0)
黄色いお花と白いお花
「去年の終わり頃から、少しずつふくらんできたんだ。そして小さな声のささやきが聞こえてきた」
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「それは、いつもとかわらない毎年のことだけれど」

ヒロキはそっと見上げます。
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「ふくらみがふわふわしてきたら、もうそれはにぎやかなミモザさんたちのおしゃべりのはじまりだ。クスクス笑ったり本当ににぎやかなんだ」
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ヒロキのお庭のミモザが咲きました。
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今年はお散歩道側の枝が折れてしまったので、ヒロキとミモザさんとの写真を撮ろうとすると、この日はこれが精一杯。
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そして毛づくろい。ヒロキも楽しんでくれているでしょうか。
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「花が咲く前の夜は“もうすぐだね、わくわくする”っていいながら、みんな緊張していた。ミモザさんも毎年のことなのに」
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「“みんなが一緒だから、だいじょうぶ”ってね、“そうだね、そうだね”ってまたおしゃべりがはじまる。それが僕のいつもの春だ」


ヒロキは少し、眠そうでした。春のおひさまの光は、眠くなる成分が入っているのかもしれません。
「ミモザもとっても大事な僕の庭のお友達だけれど、他にも大切な春の友だちがいるんだ、僕の庭に」
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「……ヒロキさん、こんにちは!」 
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ヒロキがお散歩途中でいつも下をのぞきこんでながめていた場所に、かわいいお花が、白いお花がひっそりと咲いていました。
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ヒロキは、いつでもここに咲くお花たちを楽しみにしています。もう何年も前から、ずーっとずっと。
お散歩の途中でのぞき込んで笑ったりしているのは、小さなおしゃべりが聞こえてきたからでしょうか。


あっという間に春になったね、ヒロキ。
このミモザとヒロキは先週の写真ですので、この週末にはミモザさんたちも最高にふわふわになっていることでしょう。
ヒロキと同じくらいの、ジャンボふわふわさんがいるかもしれませんね。
by bon_soir | 2013-03-17 01:18 | 金沢動物園 | Comments(6)
ワリかな、ビワかな?
先週のズーラシア。ズーラシアに行ったなら会わずには帰れない、大好きなキノボリカンガルーさん。
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かわいい母娘が1日おきにお庭に出ています。
どちらかな?
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こ ん
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に ち は!
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ワリおかあさん!
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ワリおかあさんは、娘ビワちゃんよりも少しおてんばさん。
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斜めの丸太さんのところで立ち上がったり。
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ちょっと威嚇してみたり……本当は、カンガルージャンプの合間のひといきついたところなんですけれど。
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樹の上の丸太のデッキの上を、カンガルージャンプで飛び回っていたなら、それはワリおかあさんの可能性大。
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飛び回るとはいっても、ちょっとつんのめったりすることもあるので、少しひやっとします。
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ワリおかあさんの特徴は、かわいい小さなお鼻の上。
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ちっちゃなゴマのような、ほくろが見えますか?
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そして、しっぽの付け根が少しへこんでいるのも、ワリおかあさん。
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決して若くはないけれど、つやつやの美しいカステラ色の毛並み。
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ブルーグレーのキラキラした瞳。
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このふたつを見ただけでは、母娘の見分けは私にはできません。
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樹から降りるときの、とてもかわいくてちょっとへっぴり腰なところも母娘いっしょです。
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かわいい耳を立てて、ふと上を見たワリ。何が聞こえたのでしょう。私には何も聞こえません。
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おかあさん、おなかすいたねーって、娘のビワちゃんが、呼んでいるのでしょうか。
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あたたかくなって、おうちに帰る時間もいつもと同じ時間になったワリ。ちょっと、おなかが空いてきたかもしれません。
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ズーラシアの美しいおかあさん、ワリ。バリーバさんも、おかあさんになれますように。
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みんな、他のおかあさんたちも、祈ってくれていることでしょう。
by bon_soir | 2013-03-09 23:56 | ズーラシア | Comments(2)
ヒロキ、思い出の場所。
金沢動物園のブログ「こぼれ話」、今回はヒロキのおはなしでした。
まだごらんになっていらっしゃらない方は、ぜひぜひとっても素敵なこぼれ話をお読みください。
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今月はヒロキはとても大切な月。1987年3月12日にヒロキは金沢動物園に観光大使としてやってきました。
この横浜のお山の上の素敵なおうちで、4半世紀をこえた長い時間を、ヒロキらしく毎日を過ごしてきたのです。
ヒロキの楽しいこと、面白いこと、寂しいこと、とても悲しいこと、この素敵なお庭は全部知っているのでしょう。


まだ寒々しい冬のおわりの2月の昼さがりに、いつもの場所で、いつものこと。
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ここの壁さんも、ヒロキのことをずっと見守っているのです。
ヒロキがちょっと悲しい顔をしていたときは、いつもよりも力を張ってヒロキをごしごししているに違いありません。


長い時間をかけてつくったヒロキの毎日のルール。
みんなが知ってるものもあれば、まだまだ教えてもらってないルールもあるんだろうね、ヒロキ。



そしてここでも。この日も何度か下を見ていたヒロキ。
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のぞかなくても歩いて行ける場所なのに、ここから確認しなければいけない何かがあるのでしょう。
どんな素敵な思い出があるの? ヒロキ。


この日はとっても大きな丸太さんと、丸太ずもうをとったヒロキ。丸太さんの木屑攻撃で、ヒロキのお鼻は赤茶色。
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あまりに激しい攻防で、ヒロキのお鼻に傷がついてるように見えました。
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それを見ていた飼育員のおねえさん、おやつの時間は終わったけれど、笹を持って、ヒロキをトンネルに呼びます。
おねえさんは、ヒロキのお鼻をすかさずチェック。ヒロキはおねえさんの匂いをすかさずチェック。かわいいヒロキ。
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お鼻は、大丈夫。木屑はいっぱいだったけど、傷ついてはいませんでした。
くんくんしたおねえさんの匂いは、どんなだったのでしょう。カンガルーさんの匂いかな。
案外クールに甘えるヒロキ…………かわいい。


お庭の中では、まだ比較的新しいこのトンネルも、山ほどの思い出が詰まっています。
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お昼寝中に見る夢も、たくさんのお客さんが応援してくれる声も、そしてこうしておねえさんが健康チェックをしてくれることも、忘れないように思い返しながら、ヒロキはお庭をお散歩しているのでしょう。

ヒロキ、本当に横浜にきてくれてありがとうね。
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もうそろそろ、お庭のミモザも咲く頃でしょうね。またすぐに会いに行きたいです。
by bon_soir | 2013-03-08 03:30 | 金沢動物園 | Comments(4)
眠そうなふたり
3月3日のズーラシアの午後。そろそろなかよしもピークになる頃と思い、ふたりに会いにいきました。
泥だらけのジャンブイと
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泥だらけのバリーバさん。
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ほんの一瞬のひとやすみ。けだるくて眠そうなふたり。
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泥だらけなのは、ふたりがごろごろした証拠。そして、眠そうなのは夜もふたりで遊んでいたからと飼育員さんにききました。


静かにバリーバさんのあとを歩くジャンブイ。
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もう少しだけ
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ほんのもう少し、
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時間がかかりそう。
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去年初めて出会ったふたり。ジャンブイも今年はちょっと大人になったかもしれません。
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時おりバリーバさんに冷たくされてちょっとイラっとしたり、大きな声でウォーンウォーンと鳴いたりしていたけれど
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それでもゆっくりゆっくり、ふたりで遊ぶ時間を楽しんでいるように見えました。


ここよりうんと遠い場所で、真っ白な雪のなかで、ジャンブイたちと同じような時間を過ごしているふたりがたくさんいるのでしょう。
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ふたりを見ていたらそんなふうに思えてきて、胸の奥がつーんとなりました。



ジャンブイをあしらいながらも、このホッキョクグマの大人の時間を楽しんでいたバリーバさん。
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メスのぶるぶるを初めて見ました。何度も何度も。見ていて痛々しいような、それでいていとても愛おしい姿でした。
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でもジャンブイは、近づこうとしません。ブルブルしてもすぐに交尾はしないそうです。
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もしかすると、そろそろ……かもしれません。

どろんこでもきれいなバリーバさん。
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大きくてもかわいいジャンブイ。
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ふたりが楽しく幸せな時間を過ごせますように。今夜も楽しく過ごしていてくれますように。
by bon_soir | 2013-03-06 03:00 | ズーラシア | Comments(4)
ヒロキもいちご3つぶん
思いきり季節はずれのものからはじめてすみません。
去年のクリスマス、モロゾフのチョコレートのボックスに描かれていたイラストです。
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毎年モロゾフのクリスマスのお菓子に現れるサンタクロースさんたち。
ここ数年、なぜだかどうしてもモロゾフサンタから目が離せずいたのは、ヒロキに似ているからだと去年気付きました。
今回、なぜこのサンタさんの絵から始めたかは、あとでのお楽しみにしますね。


さて、本物のヒロキはこんな風に体重を測ります。これは去年のご長寿ガイドのときに見せていただいた写真です。
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普通に体重計に乗るところがヒロキらしいです。おねえさんとおいもに誘導されたら、乗らずにはいられないね、ヒロキ。


先日の訪問の時のヒロキです。
夏の休養明けから半年もたたないうちに、とってもまんまるなヒロキになりました。
まんまるのスピードがちょっと速いような気がするけれど、それはいつも通り毎年のこと。
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だって葉っぱは、おいしいもんね。お部屋ではおいもやペレットもいただいて、もりもりのヒロキですが
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それでもほぼ葉っぱの食生活で、すくすくとまんまるになっていくのは、本当にふしぎでなりません。

だけど見た目のわりに、とっても軽快でパワフルに、丸太さんと鼻相撲をとりながら穴を掘ったり
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普通にウォーキングしたり。
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ウォンバットむくむく派の代表として、この日も完璧なたたずまいと動きを見せてました。

優しくあたたかくなってきたお日さまのおかげで、お庭の中で本当に楽しく自由に過ごすヒロキ。
見ている私たちも、笑顔いっぱい。
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ヒロキの体には葉っぱやおいもだけではなく、楽しい時間やしあわせなできごともいっぱいつまっています。
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「夏の間は夢を見ることが多いから、たくさんの素敵な記憶を詰め込んでおくんだ。そうすれば寂しいこともちょっとはやわらぐからね」


夏はまだまだ先とは思っていても、もうあっという間にやってくることを私たちは知っています。
でも春がやっとやって来てくれたんだもの、今は目一杯おだやかで優しい時間をヒロキと一緒に過ごせたらと思います。


さてはじめにおはなしした、ヒロキに似ている小さなサンタさん。
小さなサンタさんの体重は、ちょうどいちご3つぶん。
ヒロキの体重は、この日飼育員のおねえさんにうかがったところ……ヒロキの体重もいちご3つぶんでした。
もちろん、10kgのいちごがあればの話ですけれどね。
by bon_soir | 2013-03-03 04:00 | 金沢動物園 | Comments(12)