クランプが遠い遠いところへ旅立ったのは2010年の冬のこと。突然のお知らせはあまりにも悲しいできごとでした。
私たちのまえに突然とあらわれた黒い毛のウォンバット、クランプ。
チューバッカのお嫁と間違えてしまったくらいかわいくて、おとなしいちょっと小さなウォンバットでした。
12年暮らしたドイツのハノーバー動物園から飛行機に乗せられて、着いた場所が懐かしい多摩動物園だったなんて。
さらにチューバッカがまだまだ元気で頑張ってくれてたなんて。
私たち以上に驚いていたんでしょうね、クランプ。もちろんチューバッカだってびっくりしていたと思います。
春にやってきたクランプは日が経つにつれてどんどんよいお顔になって、夏の日ざしがかんかんと照るころには
すっかりヨーロッパ帰りのかっこいいウォンバットになっていきました。
いつも穏やかでトコトコゆっくりと歩いていたくせに、ヨーロッパの話もそこそこにあっという間に旅立ってしまったクランプ。
みんなに元気な姿も見せてごぶさたの挨拶がまるでさよならだったかのように、クランプは逝ってしまいました。
もっともっとクランプのことを知りたかった。雪の日のクランプ、桜の花びらの下のクランプ……
頭の中での楽しい妄想も増えていくけれど、さみしい気持ちもいつまでたっても消えることはありません。
クランプはお空の上から、こんな風にチューバッカを見守ってくれていると思います。ちょっと心配そうかな。
でも大丈夫、こう見えてもクランプはうんと長生きして最後は日本へかえってきてくれた立派なウォンバットだもの
大きな大きな守り神様になったと思います。
だから今日もクランプにお願いするのです。
どうかチューバッカや日本のウォンバットたちが、穏やかに元気でくらせるように。
クランプいつも見守ってくれていて、本当にありがとう。
そして今まで以上にこれからが本当のお願いのような気がするのです。
どうかどうかウォンバットたちが命を縮めることのないよう、健やかに穏やかに幸せに暮らせますように。
クランプ、よろしくお願いしますね。
クランプ なつかしいですね。 写真を見て 思わずクランプ「お久しぶり 元気にしてた」なんて話しかけてしまいました。
金網越しのチューバッカとのやりとりが、今でも多摩で毎日繰り返されているように思えます。
かわりばんこで、お庭に出ていた時。なかなかお外に出てきてくれませんでしたね。 飼育員さんに誘われるように出て来た時の甘えたようなお顔が忘れられません。
いつでも おっとり穏やかなクランプ。
遠い外国に行って帰ってきてくれたのは、本当に嬉しいことでした。
クランプに会えたのはほんとうに奇跡のように凄いことなんですよね。
いつかまた会えるでしょうか。。。
クランプ 日本や、世界のウォンバットに応援よろしくね!
帰ってくるといえば。。。 上野にユキオが帰ってくるというニュースを読んだように思います。気のせいかな?
本当なら 絶対会いに行きますよ!ね!
また、こまちさんのクランプの思い出をきかせていただき
ありがとうございます。
それぞれの方々のこころの中にいる
クランプと会えるのはとてもうれしいです。
本当はチューバッカを囲んで
みんなでクランプの思い出を語れたら
素敵なんですけれどね。
四六時中っていうわけではないけれど
ふとした時やこうした区切りの命日の時に
思い出を開いてみたり、今頃どうしているかと妄想したり
そんなことがクランプにとっての供養なのかなと
思ってみたりします。
帰ってくるユキオについての
複雑な事情やらいろいろな思いが語られているのを目にするたび
クランプのことを思い出さずにはいられませんでした。
無事に帰ってきてくれて
また上野で大きな大きなかわいい姿にあえるのを
とても楽しみにしています。