床をとことこ歩きまわるバニラ。
と思ったら、すぐにちょっと休憩。あいかわらずののんびりやさん、こんにちはバニラ。
大人になったコアラの女の子は、ユーカリの木から下りてきてユーカリの森を歩きまわるときがあるそうです。
それは、お相手の男の子をさがすとき。
バニラも大人になりました。もちろん、ここはバニラのおうち。ユーカリの森でもないし、残念だけど素敵な男の子もいません。
でもバニラは長靴さんに出会いました。大好きな飼育員のおねえさんをいつも連れて来てくれる長靴さんです。
飼育員さんはごはんをもってきてくれるだけじゃなくて、こうしてバニラの体のチェックをしてくれます。
まだ赤ちゃんのころは、とっても小さくて、おねえさんに特別なお世話をたくさんしてもらっていたバニラ。
大人になったなんて、まだちょっと信じられません。
いつでもおなかのチェックは、ちょっとくすぐったい。
ここから、木登りするつもりでしょうか。かわいいちいさな足に力が入ります。おねえさんも見守ります。
うーん、うーん。なかなか登れなくて、仕方なく毛づくろいをはじめたバニラ。
やっぱりまだまだ小さい甘えん坊なバニラ。このあと、ちゃんとおねえさんが木の上にのせてくれました。
3月26日にお誕生日を迎えて、2歳になったバニラ。
ひとつのさやにたくさんの種がつくように、日本にたくさんのコアラがふえますように。バニラの名前の由来です。
がんばってもう少し大きくなったら、いつかきっと素敵な男の子がバニラの前にあらわれることでしょう。
ウメちゃんの赤ちゃんもうまれて、バニラはおねえさんにもなったんだものね。
やっぱりテルおかあさんに似ています。
なぜだかここでフリーズしてしまったバニラ。
動かないと思ったら
バニラのトイレタイムでした……ごめんねバニラ。
葉っぱがかわいいです。
そして夕方にはこうしていつもの通り。丸太のテラスでのおやすみ。
小さなバニラ、素敵な男の子にはまだ会えないけれど、ここ横浜でたくさんのお友達をつくって楽しく暮らしています。
みんなもバニラのお友達になってあげてくださいね。